ちょっと屈んだだけでぎっくり腰になる理由。

目次

ギックリ腰が多発する角度

「顔を洗おうと屈んだとき」「靴下を履こうと少し体を屈めたとき」など、ギックリ腰はこのような「ちょっと屈んだ」時に多発します。

この「ちょっと屈んだ」程度の前屈角度20度~45度の範囲は、ちょうど腰の筋肉(多裂筋)が上半身を支えつつ体を曲げるという非常にデリケートな運動をこなしているため、腰の筋肉が最も緊張します。中でも20度~35度付近が最も危険な「ぎっくり腰危険地帯」です。

上半身を支えつつ、体を曲げるという運動制御に失敗すると、腰部多裂筋へ負担がかかり、筋肉を痛めて「ギックリ腰」になります。

ギックリ腰危険地帯での骨と筋肉の動き。

前屈の初期は、下肢から骨盤に着く臀筋やハムストリング筋などの大きな筋肉が骨盤を支えながら、前屈の回転軸である大腿骨上で骨盤が前に傾き、前屈が始まります。

前屈角度が20度を超える頃になると重心が前に移動し、前屈の回転軸が股関節から腰の骨である腰椎に移り、腰部での屈曲が始まります。

そして危険地帯の30度から35度付近に差し掛かると腰部の筋肉の多裂筋がハムストリング筋などと協調して上半身を支えながら腰を曲げて前屈角度とタイミングを調整します。この時、多裂筋は最も緊張し硬くなります。

しかし、骨盤に歪みがあると、骨盤を支えるハムストリング筋や臀筋が十分に力を発揮できず骨盤は安定しません。すると危険地帯に差し掛かった時に腰の筋肉に負担が集中します。

また、腰の筋肉は仙骨に付着しているので、骨盤が歪み不安定になることで筋力を十分に発揮できなくなります。

負担が集中し、さらに筋力も十分に発揮できないところへ「くしゃみ」や「体をひねる」といった不意な動作が加わると、多裂筋を「グキッ」と痛めて「ギックリ腰」になります。

日頃から座り仕事で骨盤がすっかり歪み、慢性腰痛を抱えている方は特に要注意です!

前屈によるギックリ腰を防ぐ方法。

座り仕事ですっかり骨盤が歪み、年中腰が重だるい人でも、トレーニングも努力も意志の力も必要とせずに、ギックリ腰の危険地帯「前屈角度20度〜35度」を無事に乗り切る方法があります!

方法はとても簡単、前かがみになる時に片足を一歩前に出す。または図1のように小さな椅子や台の上に片足を乗せる。ただこれだけです。

こうすることで負担を前後方向に分散させることができます。また、片足を上げることで、歪んだ骨盤でも効果的に臀筋の力を発揮できるので、多裂筋への負担を減らすことができます。

これで、安全に危険地帯を切り抜けることができます。

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図1※:エンタープライズ「脊椎のリハビリテーション上巻」より抜粋。

もう、歯磨きや洗顔の度にビクビクすることはありません。

しかし、根本的な骨盤の歪みを当院で解決しない限り前かがみの恐怖はついて回ります。
なので当院で骨盤の歪みを取り、恐怖から解放されましょう!

ふじたカイロプラクティックは2016年6月開業の整体院。
院長は臨床経験15年。延5万人以上の実績!
マッサージや整骨院、病院では治りにくい腰痛や坐骨神経痛の他
股関節痛や膝関節痛など、辛い症状でお悩みの方は是非お問い合わせください。

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