腰痛の原因は仕事や家庭のストレス!?。

目次

無意識を表現する身体。

腰痛の原因というと姿勢や無理な動作の他、整体屋的には骨盤や腰椎のズレなど、力学的なストレスや体の構造の問題で生じると思われがちですが、実は心理的ストレスが引き金で腰痛になる方が多くいらっしゃいます。

ストレスやトラウマなど心理的な問題は体に現れ、誰もがわかる形で示しているのが「姿勢」や「呼吸」です。

姿勢や呼吸はその人の無意識を体現し、主にストレスや心理的な脅威などに対してどのような戦略をとっているかを表しています。

ストレスやトラウマを閉じ込める筋肉。

人は対人関係などのストレスに晒され強い怒りや悲しみなどの負の感情が生じると、その感情を抑え込むためにお腹や背中や肩や顎の筋肉を緊張させ、そして呼吸が浅くさせてます。

こうして「怒り」や「不安」や「悲しみ」筋肉を緊張させて負の感情によって生じる情動を抑え込み、感情を隔離するための防御壁として筋肉は機能します。

このようなストレスに対する戦略は基本的には一時的なものなのですが、ストレスに長く晒されると慢性的な筋緊張を生み、そうなると当初のストレスやトラウマとは関係なく筋肉は慢性的に緊張した状態を維持し、姿勢や呼吸という形で構造化されていきます。

筋肉を緊張させ呼吸を浅くすることで自分の負の感情に触れないように隔離しているので、力を抜くことに対して無意識的な恐怖心が働き力を抜くことができなくなります。

こうして「姿勢」や「呼吸」という形でストレスに対する戦略が構造化されます。

ストレスへの対処は足に出る!

特にストレスに対抗する戦略が如実に現れるのが骨盤や大腿や膝などの下半身です。

ストレスは心理的なものも物理的な力や圧力がかかることによって生じ、自分の持っているエネルギーを使って力を生み、ストレスに対抗します。

2足歩行の人間にとって普遍的で最も厄介なストレスは重力です。
人間には動物に比べて倍以上の重力が加わります。そのような強いストレスに対して人間は足の筋力というエネルギーをつかて地面を強く押し体を持ち上げストレスに対抗することで立位が維持されます。

しかし疲れたりエネルギーが不足すると立位を維持することが難しくなり、エネルギーを消耗し尽くすと崩れるように倒れます。

重力というストレスに対抗する足は物理的なストレスだけでなく実は心理的なストレスにも抵抗するために機能します。

姿勢とストレスと腰痛。

足は重力に耐えたり、その力を逃がしたり、または崩れ落ちたり、重力に対する戦略をそのまま心理的ストレスに対しても用います。

重力を逃がすために重要な役目を果たすのが膝関節です。膝はショックアブソーバー(緩衝器)と機能し、膝を軽く曲げることで上から加わる圧力を緩衝する働きがあります。(図1A)上からの圧力が大きくなると膝は曲がり耐えきれなくなると膝から崩れ落ちるように倒れます。

図1※株式会社春秋社「バイオエナジェティックス 原理と実践」より抜粋。

膝は心理的ストレスに対してもストレスを逃す重要な役目を果たします。

例えばクレーム対応のように絶え間無いストレスに晒され、ストレスに耐える以外にない人は、自我が崩れ落ちるのを防ぐために膝を硬直させて立ち、ストレスに対抗して踏ん張るようにして立ちます。(図1B)こうなると膝から崩れ落ちることはなくなりますが、ストレスを逃すこともできません。

そのために両脚を緊張させて膝がつっぱり図2のように土台のような下半身になります。このような下半身がつっぱり柔軟性がない姿勢は、崩れ落ちたり失敗することを極度に恐れ、しっかりした土台を必要としていることを告げています。

図2※株式会社春秋社「バイオエナジェティックス 原理と実践」より抜粋。

そして、この図を見ても分かる通り、下半身が硬直しているためにストレスを逃す部位が肋骨のような支持骨格がなく比較的自由に動く「腰(こし)」に集中し、その部分の筋肉が極度の緊張します。こうしてストレスによって慢性的な腰痛が引き起こされます。限界を超えた時に腰から崩れ落ち「ぎっくり腰」になります。

さらにストレスと戦う気力も耐える気力もなくなるとストレスに服従する以外になくなり、膝が曲がり、腰が曲がりそして図1Cのように絶えず重い荷物を担いでいるかのように背中が曲がり「猫背」になります。(図1C)

このような姿勢や状態は「ハンスセリエ」の「ストレス学説」における最終段階「消耗段階」に達しているのでとても危険です。

ストレスや心理的問題で生じた腰痛ならば、ストレスが加わる環境から逃げ出すか、または心理的なセラピーでも受けなきゃ治らないのではないか?とお考え方もいらっしゃると思います。

しかし身体は無意識が構造化されたものですので心からアプローチするよりも体からアプローチすることで腰痛が改善され、同時に緊張から解放されることで構造化されたストレスやトラウマから解放される方もいらっしゃいます。

ストレスに耐えている人の骨盤は、硬く緊張した足の筋肉の影響でほとんど動きを失っています。骨盤が動かずに一定の位置に固定されていると、上からかかる圧力が足ま届かず、つまり地に足がついていない状態なので、ストレスは地面に逃げずに腰部に集中して、何かの拍子に緊張状態が破綻してぎっくり腰になります。

よく、会議の前とか、行きたくないゴルフの前にぎっくり腰になる人がいらっしゃいます。そのような方は「吊るし上げ会議」や「嫌な接待ゴルフ」などのストレスが切っ掛けで腰が破綻し、ギックリ腰になったと言えます。

このような場合は、硬く動きを失い固定した骨盤をカイロプラクティックで矯正し動きを取り戻し、同時に伸展した状態で固まった膝関節を柔軟に曲げ伸ばし出来るようにすることで、腰痛が改善し、背骨や肋骨などを矯正することで呼吸が促進されて気分的に楽になり、ストレスから解放され鬱傾向だった方が改善した例も多々ございます。

身体は心や情動を表現します。なので心と身体は別々ではなく密接不可分の関係にあります。体の歪みをとり身体のバランスをとることが、心のバランスをとることにつながります。
ストレスに晒されて「腰が張る」、「背中が張り頭痛がする」という方は、是非、カイロプラクティックで背骨や骨盤を矯正し、バランスの取れた心身を目指しましょう。

ふじたカイロプラクティックは2016年6月開業の整体院。
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