ドライバーに多い、右の股関節痛。

車の運転と右股関節痛。

車を長時間運転する人に生じる症状として、腰痛に次いで多いのが右の股関節痛です。

運転操作のほとんどを右でやるせいかもしれないが、左よりも右の股関節痛の方が圧倒的に多い。

理由は右手ハンドル、右足でアクセルとブレーキを操作するため、体全体が右に傾く姿勢になるためだと思われる。

座った状態で体が右に傾くと、上半身の自重がちょうど右の股関節(鼠径部)あたりにかかり、体を支えるために股関節周囲の筋肉が緊張する。

特に股関節の前面を通る大腰筋、腸骨筋や大腿直筋などが緊張する。(図1)

図1

これらの筋肉は股関節を屈曲させ、さらに内側に捻る筋肉です。

これらが緊張すると股関節が硬くなり、反らしづらくなったり、足が開き辛くなり、結果的に股関節の動きが悪くなる。

股関節が自由に動くことで歩行時に加わる体重や地面から加わる衝撃などを逃していますが、この動きが制限されると、体重やら衝撃が股関節に集中する。

すると股関節を守るために周囲の筋肉の張りが強くなり、股関節の動きがさらに悪くなる。そして負担がよりダイレクトに股関節へ加わる。

こんな負のスパイラルを繰り返して違和感が次第に筋肉痛のような鈍い痛みに変わり、ある日、しゃがんでから立ち上がった時や、急な方向転換で股関節を捻るなどのちょっとした日常動作で痛みが生じます。

車の運転から右の股関節痛に至るケースは、だいたいこのパターンで発症しています。

股関節痛になったら。

この手の股関節痛になると股関節が硬くなるから、好んで皆さんはストレッチをやります。

しかし実はこの「ストレッチ」がトドメを刺すきっかけになります。

ストレッチをやると上記の硬くなった筋肉が伸びる前に関節が引き伸ばされ、捻挫状態になって不安定になる。

関節が不安定になると安定させるために関節周囲の筋肉が余計に緊張する。

結局、ストレッチ直後は緩むが、翌日になると余計に硬くなる。

そうやってセッセとストレッチで関節を壊し、症状を悪化させる。

関節は引っ張った状態で動かすと関節が伸ばされて緩くなり、症状が悪化します。

関節を痛めた場合は伸ばすのではなく、逆に押し付け(圧迫しながら)ながら動かします。

そうする事で関節が安定し動きが滑らかになります。

そのやり方を下記のページで紹介していますのでぜひお役立てください。

ストレッチに比べて達成感もなく地味な体操ですが、一人でできますし、運動神経も身体能力も必要ない、簡単な体操です。

股関節痛に効果がある体操→股関節痛の対処法

注意:

①股関節に熱感や腫れがある場合はまず20分氷水で冷却してください。

②股関節痛のだるさや熱感などの感染症の症状がある場合は最寄りの医療機関を受診してください。

③体操は四つ這いになって体を前後に動かすバージョンとお腰を左右に振るバージョンを紹介しています。

しかし股関節周りの筋肉が緊張が強くて腰を振ると痛む場合は、腰を左右に振るバージョンは控え、体を前後に動かすバージョンだけやってみてください。

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