好転反応と傷害の見分け方。

施術後の痛みは本当に好転反応か?

施術の後に痛みが出たと訴えると、施術者は「好転反応」や「揉み返し」と言って、改善の過程で生じる「必要悪」だと説明される。

施術の後の痛みが果たして本当に好転反応なのか?はたまた施術で壊された傷害か?これらを大まかに見分ける方法を紹介します。

好転反応の場合。

腰痛を例に説明すると、腰痛の人は普段の姿勢の影響とさらに痛みを避ける事により、大なり小なり体が傾いたり骨盤が捻れています。

そのせいで左右の足に加わる荷重が不均衡になったり、重心線の位置がズレます。

カイロプラクティックでは主にズレた背骨や捻れた骨盤を矯正することで荷重の不均衡や重心線のズレを最適な位置に戻します。

施術によって先の荷重や重心線が変わったり、または今までズレて動きがほとんどなかった背骨が動くようになったことで、今度は別の部位に痛みが出る事が往々にして起こります。

その痛みが元の場所とは違う場所で、動作によって痛み、それほど痛みも強くなければ、施術による変化で生じた「好転反応」と言えます。おそらく放っておいても大丈夫でしょう。

また、施術後もまだ痛みが取りきれず、その後、少しずつ痛くなった場合は、まだ完全に治りきっていないので、安静にして1日様子を見ましょう。

それは傷害だ!

施術後に同じ場所が前より痛くなり、さらに別の場所も痛くなる。

何もしなくても痛み、動かすとさらに痛むのであれば、おそらくそれは施術によって壊された「傷害」だ!

どうしてそうなるの?あるある傷害。

ズレた背骨の関節周りに着く筋肉や靭帯が傷ついている状態で、ズレた関節を矯正すると関節周囲の筋肉や靭帯をさらに痛めてしまいます。

この場合、関節が動き一見、施術に成功しても、後で傷ついた筋肉や靭帯が炎症を起こし痛みが増します。これは立派な関節捻挫です。

状況を見誤り、ズレているからと闇雲に矯正するとこのような事故が生じます。

この手の事故を起こすのは、症状のメカニズムや原因を探るための知識と言った「理屈」を知らず、単に施術のやり方だけ学んだ人に多い。

施術だけ学んだ術者はほとんど応用がきかないから、前提条件がちょっと食らっただけで効果がなくなるどころか悪化させる。

腰痛ぐらいならまだいいが、もし腰痛の背後に重篤な病気が潜んでいたら、一歩間違えばあの世行き。

こういう奴には気をつけろ!

  1. 問診も検査もせずに、直ぐに施術をする。
  2. 固いところを闇雲にほぐそうとする。
  3. 痛みを訴えると「効いている証拠」と言い張る。

施術による事故を防ぐために、施術の技術の向上に努めることよりも大切なことは「しっかり話を聞くこと」です。

ほとんどの事故は施術の前にちゃんと話を聞くだけで防ぐことが出来ます。

話を聞く注意深く話を聞き、相手から引き出すには時間がかかりますし、経験と忍耐力も必要です。

そしてこの手のことはお金にならないので、ダメなところは直ぐ施術をしてさっさと終わらそうとします。

事故の被害に遭わないように、個人情報の収集を目的としたアンケート程度の問診だけしてすぐ施術をしようとするところは避けましょう。

すでに被害に遭われている方は、痛む患部を氷水で冷やして安静にしましょう。

痛みが引いてから、はっきり文句を言ってやりましょう。

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