PCやスマホによる首の痛みと頭痛のメカニズム。

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首の痛みや頭痛の原因。

PCやスマホといった電子機器の普及に伴い、首の痛みや頭痛で悩まされる人が爆発的にが増えています。

このような首の痛みや頭痛は首を屈曲させ頭を傾かせた姿勢を長時間維持していることが原因で生じます。

重たい頭を華奢な首が支えているわけですが、そのほとんどを担っているのが首の後ろから後頭部に付着する「伸筋群」と言われる筋肉です。

例えば頭が傾いていない正しい姿勢であれば、頭を支えるために伸筋群にかかる負担はおおよそ頭の重量の「2分の1」程度で済むといわれています。

首が屈曲している状態で頭を支えた場合、伸筋群にかかる負担は頭の重さの2倍になります。

そして伸筋群に対する負担は屈曲の角度が増せば増すほど大きくなり、PCの操作よりもスマホいじりの方が首の屈曲角度が増すので負担は激増し、症状はキツくなります。

こうしたわけでスマホを使いすぎると首が痛くなり、そのような首の痛みのことを最近では「スマホ首」と呼ぶそうです。

首の痛みのメカニズム

PC作業やスマホいじりで首を屈曲させていると、伸筋群の中でも最も深部にある「頭半棘筋」と「頸半棘筋」への負担が増えて緊張します。(図1)

どちらも頭が前に傾かないように頭半棘筋は頭を伸展させ、頸半棘筋は首を伸展させます。

図1

図1

中でも「頸半棘筋」は頭を頸椎上で安定させるための土台となる頸椎の2番の「軸椎」(図2)に強く付着するので、「頸半棘筋」が緊張すると軸椎が引っ張られてズレが生じます。

図2

図2

軸椎がズレると首の動きが制限され、「寝違え」のような首の運動制限と痛みが生じます。

頭痛のメカニズム

頭半棘筋や頸半棘筋が緊張した状態が長引くと、次第に筋肉が疲労し頭を支える力が弱くなります。

すると伸筋群の中でも体表に近く大きな筋肉の「僧帽筋」(図3)が代役を務め、頭を支えます。

図3

図3

僧帽筋は肩甲骨や鎖骨から後頭部に付着する、頭半棘筋や頸半棘筋よりも圧倒的に筋繊維が太く、力も強い筋肉です。

しかし強い力ゆえに僧帽筋が頭を支えると怒り肩になり、頭と顎を前に突き出す「前方頭位」(図4)という悪い姿勢になります。

図4

図4

前方頭位になると後頭部から上部頸椎に付着し頭の微妙な頭の傾きや回旋を調整している小さな筋肉の「後頭下筋群」(図5)が緊張します。

図5

中でも軸椎に付着している「下頭斜筋」と「大後頭直筋」は軸椎のズレと前方頭位の影響で強く緊張して、筋肉の下を通る「大後頭神経」(図5)を圧迫します。

この神経は後頭から頭頂の皮膚感覚を支配している神経で、これが圧迫されると、後頭部や頭頂部にかけて、さらに目の奥などに痛みを発し、「頭痛」を引き起こします。

首の痛みや頭痛を防ぐには?

残念ながら首が屈曲位にならないように「いい姿勢」を保ちつつ、PCやディスプレイの高さを調節して自衛するしかありません。

そして1時間に1回程度、仕事を中断して首をゆっくり回したり、手を上に上げて背伸びをするなどして、首と背中にかかる重力をリセットしするなど、各々予防に努めましょう。

姿勢に頼らずに首から頭の重みを取る「頬杖」というチート技もありますが、これをやると確実に歯や顎関節が頭の自重と手で圧迫され、歯並びが悪くなったり、顎関節症になるのでやめましょう。


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