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「横ずわり」と「お姫様座り」は骨盤に最悪な座り方。
慢性腰痛を抱える女性に多い座り癖が、足をどちらかに向けて座る「横ずわり」や両足を外に向けてお尻をついて座る「お姫様座り」。
このような座り方をしている人の骨盤は、変な座り癖のせいで酷い歪み方をしています。
通常、骨盤の構造は骨盤の骨盤の上側が広く、下側の坐骨側が狭くなっている「漏斗型」をしています。
しかし、「横座り」や「お姫様座り」をしている方の骨盤は、上側と坐骨側がほぼ同じ幅の「四角形の骨盤」か、坐骨側が上側よりも幅広な「台形の骨盤」をしています。つまり全体的に広がり、上側よりも坐骨側が開いた骨盤をしています。
骨盤の歪みよって生じる主な症状。
特に以下の特徴に該当する人は要注意!!
- 幼少期から「横座り」や「お姫様座り」の癖がある。
- 子供の頃は外に出歩かず、家にいることを好み、運動もろくにして来なかった。
- 椅子に座る時は足を組む。
- まだ若いのに尿漏れや頻尿。
- 生理が始まりだしてから腰痛になった。
このような人は、妊娠前はひどい生理痛や不妊症などの婦人病に悩まされ、妊娠中や産後は腰痛が悪化し、子宮下垂や 尿漏れや脱肛の他、尾骨の痛みなど、様々な厄介な問題が生じる可能性が高くなります。
骨盤の歪みと症状の関係。
このような骨盤の歪みは、「横座り」や「お姫様座り」によって坐骨や恥骨が広がったりズレたりすることが原因で生じます。
骨盤の坐骨側が開くと楔状の骨である仙骨が不安定になり、結果的に骨盤も不安定になります。
関節が不安定になると、周囲の筋肉が関節を支えるために緊張し、慢性的に腰やお尻に強い張りや痛みが生じます。
物理的に骨盤が広がることで内臓が下がり、子宮下垂や脱肛になります。
さらに、仙骨からは生殖器や泌尿器へ多くの神経が出ていますので、仙骨がズレることで神経の働きが悪くなり、生理痛や不妊症などの婦人病や、骨盤底筋群の働きが悪くなって尿漏れなどを引き起こします。
予防法と対処法
座り癖をやめる!
まず骨盤が歪むリスク回避するために「横座り」や「お姫様座り」をすぐやめることです。
これをやめない限り、整体やカイロでいくら骨盤を矯正しても元の木阿弥、金をドブに捨てるだけです。
なので、とにかく座り癖を今すぐやめましょう。
座る時は固めの椅子か正座。
家で座る時は柔らかいクッションや、やたら沈むソファーに座ると骨盤が沈んで坐骨が開き、骨盤の歪みを助長することになるのでやめましょう。
座る時は、なるべく固めの椅子を利用するか、床に座る時は正座かあぐらで座るようにしましょう。
あぐらもあまりいい座り方ではありませんが、「横ずわり」と「お姫様座り」や足を前に投げ出した「長座」よりははるかにマシです。
よく歩く!
正しい歩行は、骨盤を不安定な仙腸関節を安定させる効果があります。
なので、最低30分以上はしっかり歩きましょう。
歩くといってもただダラダラ歩けばいいというものではありません。
歩くときは前傾姿勢にならないように重心を踵側に保ち、大股で歩くように意識しましょう。
重心を踵側に保ちながら大股で歩くコツは、足が地面に接している時間を長く保つように歩きます。
詳しい方法はこちらで説明していますので、こちらを参照願います。→腰痛や膝関節痛の予防法「正しい歩き方」
産後の骨盤の歪みにも効果がある体操。
この「骨盤スクワット」は通常のスクワットとは違い、筋肉を鍛えるためのものではありません。
骨盤の歪みによって不安定になった仙腸関節を安定させ、お尻の筋肉を利用して骨盤を締めつける効果があります。
詳しいやり方は、こちらで詳しく説明していますので、ぜひお試しください。→産後の腰痛に効果がある。「骨盤スクワット」
骨盤の歪みで腰痛や尿漏れなどでお悩みの方や、この際、根本的に治したいという方はぜひ当院へお越しください!
ふじたカイロプラクティックは2016年6月開業の整体院。
院長は臨床経験15年。延5万人以上の実績!
マッサージや整骨院、病院では治りにくい腰痛や坐骨神経痛の他
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