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手首を反らすと手の甲付近に生じる手首の痛み。このような手首の痛みはテニスやゴルフなどのスポーツで酷使する人ばかりがなるのと思われますが、意外にプログラマーやSEなどのPC作業のような手首をそれほど酷使しない人にも多くいらっしゃいます。
実はこのような手首の痛みは「手首を反らす」という姿勢が原因で生じます。この姿勢を長期にわたって続けることで、手首を構成しているアーチ構造「手根管」の天井部分が崩れ、手根管の下を通る指を動かす筋肉の腱や神経や血管を圧迫し、痛みや痺れが生じます。
手首は手根骨という石ころ状の骨が集まって(図1)石橋様のアーチを形成しています。(図2)このアーチのことを「手根管」といい、その下を腱や神経や血管が通っています。
手首はアーチ構造なので上から加わる力には強いのですが、アーチが広がる横方向へ引っ張る力が加わると、アーチの天井部分が崩れてしまいます。
手首を反らす動作はアーチが横に広がる方向に力が加わります。その状態を長時間維持すると、アーチが横に広がり、天井部分を支える要石である月状骨が下(手のひら側)に下り、徐々にアーチが崩れます。(図3)
アーチが崩れると手根骨同士の連結が緩くなり、手根骨を繋ぎ止めている靭帯が伸ばされ、時間が経つと捻挫のような状態になるため靭帯が痛みを発します。靭帯が伸ばされて痛みを発している状態であれば、恐らくアーチがそれほど崩れていないので、崩れかかったアーチを修復させる処置を施せば簡単に改善するでしょう。
手首のアーチを修復させる体操はこちらをご覧ください。→手首の痛みに効く!簡単な対象の紹介!
しかし、その後も何の処置もせずに手首を酷使したり、手首を反らす動作を続けていると、月状骨が下がり、その下を通る指を動かす筋肉の腱や血管や神経を圧迫して、痛みや痺れが生じます。こうなると、痛みが緩和されるまで最低でも数ヶ月を要します。
このように反らした時の手首の痛みは「手首を反らす」ことによりアーチが広がり、月状骨が手のひら側にズレ、その結果、痛みや痺れが生じます。つまり反らす事が原因なので、その状態が長期化すれば手首のアーチが崩れて痛みが生じます。
音量に気をつけてご視聴下さい。
ゴルフやテニスのような手首を反らした状態で酷使する人やPC作業のような手首を反らした状態を長時間維持する人は、上記で紹介したアーチを修復する体操を小まめにやることで手首の痛みを緩和し防ぐことができます。
是非お試しください。
その体操を詳しく知りたい方はこちら→手首の痛みに効く!簡単な体操の紹介!
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