歳とってから膝に来る!間違った立ち姿勢。

膝にくる!見かけ上の正しい立ち姿勢

若い頃に対面接客などの立ち仕事に従事していた人が、40代〜50代になってから外反母趾や腰痛・膝関節痛・股関節痛などの下肢に生じる様々な関節痛で苦しむ人が多く来院されます。

対面接客などの立ち仕事の人は常に「良い姿勢」を維持しなくてならなりませんが、疲れてくると正しい姿勢を維持するのも大変です。そこで簡単に良い姿勢維持するために「見かけ上の正しい立ち姿勢」を取ります。

「見かけ上の正しい立ち姿勢」とは、前傾姿勢の状態で膝から股関節そして腰を反らして背筋を伸ばす立ち方、いわゆる出っ尻反り腰です。

このような立ち方を正面から見ると背筋が伸びていますが、横から見ると股関節や骨盤を境に腰を反らした姿勢になります。

「見かけ上の正しい立ち姿勢」は正面ら見ると背筋が伸び見た目上のいい姿勢を維持することができ、さらに比較的疲れづらい筋肉を利用することで長い時間、楽に立つことができます。

しかし、前傾姿勢の場合は、重心が前に移動しているために負担が骨の上ではなく、下肢の前面の筋肉のほか、膝や股関節や腰の筋肉や靭帯に蓄積されて症状を重症化させる傾向があります。

また、誰も原因が前傾姿勢にあるなどとは思わないので、結局「年のせい」にされてしまいます。そして、年取ってから「腰痛」「膝関節痛」「股関節痛」を患い病院通いをする羽目になります。

病院では痛み止めやシップの処方以外は手術以外に処置のしようがないので最悪「手術」ということになるでしょう。

正しい立ち姿勢

それでは「見かけ上」ではない本当の「正しい立ち姿勢」とは、重心を土踏まずよりもやや踵よりに移動させた後方重心の立ち方です。

後方重心の利点は、重心線と骨格のラインが一致するため、前傾姿勢と違い筋肉ではなく強固な骨の上に立つことが出来きます。

しかし、後方重心の場合バランスを維持するための姿勢制御が難しく、ある一定期間は意識して重心を維持するための訓練が必要になります。確かに最初は意識し続けなくてはならないので疲れますが、慣れてくれば身体が意識しなくても身体が自動的に姿勢制御され、楽に立てるようになります。

立ち仕事をしている人は今すぐ前傾姿勢で立つのは辞め、重心を踵側に移動させて立つよう意識しましょう。

特に以下のような人は気をつけましょう。

  1. 特に脹脛がパンパンに張ってよく吊る人
  2. 膝が逆反りになっている人。
  3. 股関節が硬くなって胡坐ができない。
  4. 股関節の前面(鼠径部)に痛みが出る人。
  5. 反り腰の人。

上記のような人はすぐに、立ち姿勢を変えるように心がけましょう。

ただ、股関節が硬い、腰が張るからといってストレッチはやめてください。ストレッチは筋肉を伸ばす前に関節や関節周りの靭帯が伸ばされて関節が不安定になります。そして不安定になった関節を安定させるために周囲の筋肉が余計に張り、最後は関節を壊すことになるので辞めてください。

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