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歩いていると鼠径部(股の付け根)付近に生じる痛みがでる股関節痛。
おもに40ー50代の女性に多く、病院に行ってもこれと言った異常が見つからないので、ほとんどが歳のせいされてしまいます。
また、かばって歩くせいか股関節だけでなく膝や腰まで痛くなる。 今回は、このような医学的にみて特に異常がない股関節痛に効果がある「股関節痛の対処法」を紹介いたします。
この体操は股関節の動きをなめらかにし、痛みを抑える効果があるだけでなく股関節痛の予防にもなります!
体操自体は道具も技術も必要なく、簡単にできる体操です。ただ、体操をするための場所を確保しなくてはならないので、家や出先のホテルなど場所が限られますが、それでも効果があると大変好評な体操です。
股関節痛でお悩みの方は是非、症状の改善にお役立てください。
股関節痛は関節内で潤滑油として働く「滑液」の分泌と循環が悪くなるこが原因で関節内の緩衝材である関節軟骨が傷つき痛みを発します。
ここで紹介する股関節の対処法は、股関節を圧迫しながら動かすことで「滑液」の分泌を促し、傷ついた関節軟骨を修復する効果があります。
関節内には骨同士が擦れるのを防ぎ、関節の動きを滑らかにする「滑液(かつえき)」が満たされています。
この滑液は関節軟骨に圧迫を伴う関節運動が加わると、水を含んだスポンジを潰したときのように圧縮された関節軟骨から分泌されます。分泌された滑液は、関節軟骨が圧迫から解放されると、関節軟骨へ吸収されます。
このように圧迫と解放を繰り返すことで滑液が分泌と吸収を繰り返して関節内を循環します。
しかし、圧迫されるだけで運動が生じない「立ち仕事」や瞬間的に強い衝撃が関節軟骨に加わる「激しい運動」の場合は、圧迫が加わるだけで滑液が循環しないので、滑液の分泌が悪くなります。
滑液の分泌が減ると関節内で骨同士が擦れて関節軟骨を傷つけ、関節が引っかかるようになったり、動かすたびに痛みが出たりします。
今回紹介する股関節痛の対処法は、股関節に適度に圧力を加え、満遍なく動かすことで関節軟骨から滑液が分泌され、動かすことで傷ついて荒くなった関節表面を鞣して修復させます。
そして関節が滑らかに動くようになることで関節軟骨に加わる衝撃や圧力が分散され、結果的に股関節痛が改善され、さらに、股関節痛の予防にもなります。
①床または畳の上で股関節にしっかり体重が乗るように四つ這いになります。(図1参照) 注意!
図1
②四つ這いの状態から股関節にしっかり体重を乗せ、身体を前に移動させます。(図2参照)
図2
注意!
③今度は身体を後ろに移動させます。(図3参照)
図3 注意!
④前後1往復をワンセットとしそれを20回繰り返します。
⑤前後が終わったら、四つ這いの状態に戻り腰を右左に振ります。左右往復をワンセットとし、20回繰り返します。(図4参照)
図4 注意!
⑥前後左右それぞれ20セット。1日2〜3セット行います。途中で痛みが出たらビニール袋に氷9に対し水1を入れ、痛む部位を20分冷やしましょう。
氷嚢があれば氷囊で冷やしましょう。
ちょっと人前ではできませんが、簡単で股関節痛に効果がある体操です。股関節痛でお悩みの方は是非お試しください!
図5
ふじたカイロプラクティックは2016年6月開業の整体院。
院長は臨床経験15年。延5万人以上の実績!
マッサージや整骨院、病院では治りにくい腰痛や坐骨神経痛の他 股関節痛や膝関節痛など、辛い症状でお悩みの方は是非お問い合わせください。
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