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「肩こり」だからといって筋肉や関節の問題とは限りません!
肩こりの症状を示す危険な病気は結構あります。
中でも怖いのが「感染症」。感染症は処置が遅れると命にかかわるため大変危険です!
今回は、そんな肩こりの症状を示す「感染症」の症状と兆候について詳しく解説いたします。
たかが肩こりと言って侮ってはいけません!
もしこのページで書かれている症状や兆候がある場合は、迷わず、病院に行きましょう!
髄膜炎は頚や後頭部の筋肉が固くなり、肩こりや後頭部の頭痛に良く似た症状が出ます。
頚が固くて前に倒すと痛い。このような症状のことを「項部硬直」と言います。
さらにそれ付随して熱が下がらない、頭痛がするなどの症状がある場合は、迷わず医師の診察を受けるべきです!
髄膜炎に限らず髄膜が感染や外傷で刺激されると、頚を前に倒す(前屈)ことができなくなります。
首を前に倒すと、髄膜が伸張(引き延ばされ)され、伸張刺激を和らげよう膝を曲げる独特な反射が生じます。(その反射については以下で説明します。)
正常の場合は、頸部を前屈(頚を前に曲げる)させると下顎が胸につくまで、しっかり曲げる事ができます。
このように首を曲げる事ができれば髄膜炎の可能性は除外できます。
一方、髄膜炎の場合は、首を曲げても首が痛くて曲げることができません。ただし、顎や頚に付いた贅肉が邪魔で頚が曲がらないのは別です。
もし首を曲げると激痛で曲げられない場合は、髄膜炎の可能性が有るので、以下で説明する検査を行い、同じ兆候が出るか確認してみましょう。
正常の場合は仰向けの状態で頚曲げると、図1のように下顎を胸につけることができます。
しかし、髄膜炎の場合は、首を曲げると髄膜が伸ばされので、伸張刺激を和らげるために膝が曲がります。(図2)
これを「髄膜刺激症状陽性」といい、髄膜炎の可能性を示します。
もしこのような反射が出た場合は、ただの「肩こり」と思わず迷わず医師の診察を受けてください。
肺結核や肋膜炎、肺炎などの肺の感染症でも初期症状で肩こりや背中の痛みを訴える場合があります。
肺結核や肋膜炎の症状は咳や微熱、全身のだるさなどの感染症特有な症状の他に、頚から背中にかけての凝り、肩甲骨周囲のコリと言った「肩こり」に似た症状が現れます。
基本的に感染症由来の肩こりは、肩こり以外に、微熱や頭痛、全身倦怠などの付随する症状があります。
肩こり以外に、先のような付随する症状がある場合は、とりあえず医師の診察を受けることをお勧めします。
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