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腰痛の原因の7割前後を占める座り仕事による腰痛。この手の腰痛を防ぐ方法は体操やストレッチではなく、腰痛に効くクッションを新調することでもありません。
単純に「正しい座り方」を身につけること以外にありません。
正しい座り方を身につけるのに、お金は必要ありません。
ただ、根深く染み付いた悪癖を絶つために意識的な訓練が必要です。
正しい座り方を身につけるために気をつけることは以下の通り。
どんなに座り姿勢に注意しても、そもそも座るものが腰に悪いのであれば、腰痛予防になりません。
腰痛予防のために絶対、避けるべきは「柔らかい椅子」です。 やたらクッションが効いていたり昔の喫茶店の椅子のように「お尻がやたら沈むソファー」は絶対に避けましょう。
柔らかい椅子にすわるとお尻が沈むことによって腰が曲がります。さらに、お尻が沈むときに骨盤が広がり、尾骨が圧迫されます。図1
図1
尾骨には交感神経や脊髄や脳を包む硬膜が付着する部位でもあるので、尾骨が圧迫されると頭痛や慢性疲労や動悸や目眩のような自律神経失調症的な症状が出たり、やる気がない、集中力の欠如などの精神的な症状が噴出します。
このように柔らかい椅子に座ると骨盤を広げ尾骨を圧迫するので、家にあったら処分することをお勧めします。
背筋を伸ばして正しい姿勢で座るには、背中を無理に反らして「いい姿勢」を維持するよりも、骨盤を起こして左右の坐骨に体重が均等に加わるように座りましょう。図2
図2
背中を反らして上体を起こすよりも、骨盤を起こした方が楽に背筋が伸びます。 また、骨盤を起こすことで尾骨の圧迫や骨盤の歪みを防ぐことが出来ます。
一方、足を組んだり、腰が曲がった状態で座ると骨盤が後ろに傾き、骨盤が歪みます。
背もた れはリラックスしたいとき以外は使わないようにしましょう。 背もたれに寄りかかると、腰の反りが無くなり腰が曲がります。 さらに猫背になって内蔵を圧迫したり、頭が前に出て肩こりになったりします。
背もたれには極力使わないようにしましょう。
仕事中だけ気をつけても普段の座り方が悪いと意味がありません。
床に座るときは長座や横座り、胡座(あぐら)はやめて、正座で座りましょう。
ただし、膝に問題がある方は正座はやめて、椅子に座りましょう。
以下のような、また図3のような座り方は腰痛を悪化させるので、なるべくやめましょう。
図3
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