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目眩(めまい)には、ぐるぐる回る回転性の目眩と、雲の上を歩いているようなフワフワした感じの浮揚性目眩、目の前が突然暗くなる立ちくらみ(眼前暗黒感)など、主に3タイプあります。
このような目眩の中でムチウチで生じるのがフワフワする「浮揚性の目眩」です。この手の目眩は事故からずいぶん経ってから発症することが多いため原因が特定されずらく、多くは原因もわからず心因性と判断されて意味のない薬を処方されるか放って置かれてしまいます。
しかし実はムチウチ後に生じる浮揚性の目眩は、頚椎(首の骨)のズレや捻挫が原因でよく生じていることが多く、カイロプラクティックの施術によって改善することの多い目眩です。
ムチ打ちは交通事故などの衝突によって下の鞭のように頭が振られることで生じます。この時、頚椎の1番上の骨と2番目の骨(上部頚椎)の関節や周囲の筋肉を痛めたり、関節がズレたり捻挫のような状態になって不安定になります。
この上部頚椎の筋肉や関節は、首を支えたり首や頭を動かしたりするだけでなく、関節の位置や筋肉の緊張といった情報を脳へ送る感覚器でもあります。
首の筋肉や関節からの情報は脳に伝えられ、この情報を元に脳は頭の位置や首の状態を判断します。
それだけではありません。脳は頭の位置や首の状態を元に眼球が適切な位置になるように制御しています。
このおかげで、頭が揺れたりしてもその動きや頭の位置に応じて眼球が正しい位置に収まるので、頭が動いても画像がブレることなく、目標を目で追うことができます。
しかし、上部頚椎がむち打ち損傷などによって不安定になると、感覚器でもある筋肉や関節から正常な情報が脳に伝わらず、体の動きや姿勢に合わせて眼球を適切に制御する「手ぶれ補正」がうまく機能しなくなります。
そのせいで頭の動きや運動に応じて眼球が動き、視界はブレてしまいます。
視覚情報と実際の傾きが違うと脳は優れた画像処理能力で手ブレを補正しますが、しかしこれは非常に脳にとって疲れる作業なので、脳が疲れると処理が追いつかずに視界はブレて「フワフワする目眩」が生じます。
この手の目眩は、カイロプラクティックの施術でズレた上部頚椎を正しい位置に矯正することで改善することが多い症状です。
浮揚性の目眩があり過去に鞭打ちや、頭をぶつけた経験がある方は基本的に頭をぶつけて脳に異常がなくても上部頚椎を痛めていることは多々ありますので、是非一度、カイロプラクティッックの施術を受けることをお勧めします。
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