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ギックリ腰をロクな処置もせずに自然治癒させると、痛みは治まっても腰椎のズレや骨盤の歪みがそのまま残っていることが多く、それが原因で暫くしてから膝関節痛や股関節痛になることが多々あります。
ずれた腰椎やゆがんだ骨盤のままだと、腰回りや骨盤周りの筋肉が硬くなり、腰椎の動きが制限されます。腰椎の動きが制限されることで歩行時や走行時に加わるの揺れや衝撃を逃すことができなくなり、逃げ場を失った揺れや衝撃は股関節や膝関節に集中し、結果的に股関節痛や膝関節痛が生じます。
腰椎はちょうど上半身と下半身の間でビルの免震装置として機能し、歩行や走行時に膝や股関節に加わる負担を逃す働きがあります。
腰椎が柔軟にたわむおかげで、歩いている時に加わる体重や、地面からの衝撃や揺れなどを吸収分散してくれます。
私たちが歩いている最中も、下半身からの揺れの影響で、上半身が揺れずにいられるのは、まさにこの腰椎が撓んで揺れや衝撃を吸収してくれているからです。
しかし、腰椎にズレが生じたり骨盤が歪むことで腰椎の動きが制限され撓まなくなります。
すると歩いているときに生じる諸々の負担を吸収分散することができずに、股関節か膝関節にかかります。
腰椎が撓まなくなり、歩行時の揺れや衝撃を逃せなくなると、比較的よく動く股関節が腰椎の代わりを務めます。
多くの場合、利き手やカバンを持ったり肩掛する反対側の股関節に負担が集中する傾向があり、また腰椎の動きが悪くなると前傾姿勢になりやすいので股関節の前側、鼠径部に痛みが生じます。例えば、効き手が右だと左股関節の鼠径部に痛みが生じます。
そして右手が利き手だと、だいたい右手で物を持って歩くので、体が右に傾きます。
上半身が右に傾くと、傾きを抑えるために反対側の左の下半身に重心を移動させバランスをとります。重心が左に移動すると、歩行時に左足が地面に接している時間が長くなり、代わりに右足が浮いている時間が長くなります。
つまり、右の歩幅が広くなり、逆に左の歩幅は狭くなります。
左足が地面と接している時間が長いということは、体重などの負担がそれだけ長く股関節に加わります。
その状態で何年何ヶ月と歩いたり走っていると、左の股関節の鼠径部に痛みが生じます。
一方、膝は股関節とは逆に右膝を痛める傾向があります。
上半身が右に傾いた状態で歩くと、左膝よりも余計に上半身の体重が瞬間的に加わります。加わる体重は左よりも重いのですが、足をついている時間が左よりも短いのでそれほど負担になりませんが、左の股関節が痛み出すと、左の股関節をかばって上半身はさらに右に傾くため、右膝への負担が激増します。
そしてそのまま歩き続けることで膝関節への負担が蓄積され、左股関節を痛めてからしばらくすると、右膝に痛みが生じます。
以下のような身体的兆候がある人は、ぎっくり腰の後に膝関節痛や股関節痛を発症させる可能性がありますので、要注意!
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