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重いものを持ったり、酷使したわけでもないの生じる手首の痛み。
これといった原因もなく、仕事でパソコン作業をしているとだんだん右手首の親指側が痛くなる。(図1)
最初は手首のだるさから始まり、だんだんそれが痛みに変わり、慢性的な痛みになる。
瓶の蓋を開けようとしたり、グラスなど掴む動作などの何気ない動作で「ズキン」と激痛が走る。
この手の手首の痛みは長時間のスマホ弄りでよく生じる症状です。
スマホ弄りは、筋力を必要としない動作ですが、始終親指を動しているので関節の運動量は相当なものです。
特に手が小さい女性がフリッカー入力したり、機種変して大きくて重いスマホになると手首や親指への負担や運動量が倍増。
そんな人がマウス操作やフリッカー入力などで親指を酷使していると、次第に手首の根元に位置する関節「遠位橈尺関節」(図2)が緩んで、尺骨と橈骨の間隔が広がります。
手首には関節を支える筋肉がほとんど無いので、関節が緩んで不安定な状態で親指を酷使すると、関節周囲を通る親指の腱や靭帯に負担が集中してこれらを傷つけ、痛みを発します。
この手の手首の痛みは原因である遠位橈尺関節の緩みを改善させると、関節が安定して骨で手首を支えられるようになるので腱への負担が減り、痛みが緩和されるでしょう。
緩んだ手首の関節を安定させる方法はそれほど難しくありません。
以下のリンクで一人でできる簡単な体操を紹介しています。
手が小さく、PC作業に従事しマウスを多用し、メールやラインなどのSNS でフリッカー入力を多用し、
最近機種変してスマホが重くてデカくなって、右手首が痛い。
そんな方は是非、お試しください。
手首の痛みに効果がある体操はこちら→手首の痛みに効く!簡単な体操の紹介!
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