目次
手首の痛みの原因。
手首の痛みは、手根管というアーチ型の管が横に広がり、アーチが緩むことが原因で、その下を通る血管や神経や腱が圧迫され、痛みや痺れが生じます。
手根管が緩みは、手首を90度以上反らして手をつく事が原因で、主に腕立て伏せや、柔らかいマットや絨毯に手を突くなどの動作やキー入力のような手首を反らして指を動かす動作で生じます。
手首を90度以上反らすと手根管の土台となる橈骨と尺骨の間が開き(離開)する事で、これらの骨と関節する手根管も横に広がって緩み、また手首を反らして指を動かすと指の動かすと指の動きによって手根管が緩みます。
手首の痛みの予防法
- 腕立て伏せをするときは手首を90度以上反らさない事。
- 腕立てをするのであれば、手首が曲がらないように固定した状態での拳立やプッシュアップバー使用する事。※但し手首が反ったり、曲がったりしないように注意すること。
- 長時間キー入力する時はパームレストを使い、時々休む事。
- 絨毯やマットに座るときは手をつかない。
以上注意して過ごしてください。
手首の痛みの対処法
炎症症状がある急性期と動かしたりすると痛む慢性期の対処法を紹介。
手首の痛み急性期の対処法
- 何もしなくても痛む。
- 熱がある。
- 腫れている。
このような場合は、炎症症状がある場合は
- 冷却:氷水で20分以上冷やす。
- 固定:包帯やギブス、サポーターで圧迫と同時に固定する。
- 安静:余計なことはせずひたすら安静にすること。
以上の事を実践しましょう。
手首の痛み慢性期の対処法
何もしなければ痛くないが、動かしたり手をつくと痛むなら「手根管を締める体操」が効果的。
この体操は離開した橈骨と尺骨を閉じ、緩んだ手根管を締める効果があります。
手首の痛みでお悩みの方は是非お役立てください。
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