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デスクワークの方に多い首や肩周りの筋肉の張り。
硬くなった筋肉をマーッサージやストレッチで解しても気持ちいいのはその場限り、翌日には元どおりか下手すると余計痛くなることも多いと思います。
「首の張り」や「肩こり」の原因と思われている筋肉の張りは、実は原因ではなく、ただの結果に過ぎません。
その原因とはデスクワークの方に多い図1のような「悪い姿勢」です。
図1
このような頭が前に出た「前方頭位」と背中が丸まった「猫背」こそ「首の張り」や「肩こり」の原因です。
図1のような姿勢は正しい姿勢よりも頭が前に出てしまいます。
頭は5キロ近い重量があります。その頭の位置が首の骨よりも前に出るだけで、頭を支える後頭部や首や肩に付着する筋肉への負担が激増します。頭が前に出た状態で、さらに猫背になると頭が余計前に出るため、首や肩や背中の筋肉への負担が増え、余計に筋肉の緊張が強くなります。
このように、頭が前に出た「前方頭位」と「猫背」と言う悪い姿勢が原因で首や肩周りの筋肉が張ります。つまり「首の張り」や「肩こり」の原因と思われている筋肉の張りは悪い姿勢の結果に過ぎず、その筋肉を揉んでも対処療法にしかなりません。
このように「前方頭位」と「猫背」が原因で首や肩周りの筋肉が緊張しています。姿勢を正さずに、ただ硬くなった筋肉をマッサージやストレッチでほぐすと、その時はほぐれますが、頭の支えていた筋肉が解れることで頭の支えが悪くなり、折角ほぐした筋肉が頭を支えるために余計に張り「揉み返し」になります。
このように揉み返しは頭を支るために硬く張っていた「解すべきでない筋肉」をほぐしたことが原因で生じます。そのため皮肉なことにマッサージが上手い人ほど筋肉を緩めるのが上手いので、「揉み返し」の発生率が高まります。逆に下手な人の場合は単純に頚椎の関節などを壊すので、ただの揉み返しだけでなく目眩や頭痛や吐き気なども生じます。
上手な人がマッサージしようが下手な人がマッサージしようが「首の張り」や「肩こり」は原因である「前方頭位」や「猫背」を改善しない限り意味がありません。
さらに首は脳に近く、腰椎や胸椎に比べると華奢な関節構造をし、大事な動脈や甲状腺など内分泌器官が体表に近いところにあります。そのような部位を力任せにグイグイ押すのは非常に危険です。頚椎の関節が捻挫をすると首や肩の張り以外に目眩や吐き気や頭痛などを引き起こします。こんな危険な部位を碌に知識も経験もない人が力任せにマッサージすれば非常に危険!事故につながるのでやめましょう。
首の張りや肩こりを改善させるにはまず前方頭位と猫背の改善が先決です。当院のホームページでは「前方頭位」や「猫背」を改善するための体操を紹介しています。自宅でやる体操と職場でもできるように座位でやる体操を紹介していま。道具もいらず一人で簡単にできる体操ですので是非お試しください。
前方頭位と猫背を改善する体操はこちら→猫背を治し、肩こりを解消する「肩こりの対処法」
自力での改善はどうしても時間がかかりますし、限界があります。その場合は悪い姿勢のせいで歪んだ背骨や骨盤を「ふじたカイロプラクティック」で矯正することをお勧めします。施術を受けることで姿勢の改善や症状の回復が早まります。
当院の「首の張り」や「首の痛み」に対するアプローチは以下の動画で説明していますのでご覧ください。
ふじたカイロプラクティックは2016年6月開業の整体院。
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