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腰痛だから腰や骨盤周りの筋肉や関節の問題だと思ったら大間違い!
腰痛の中には、内臓の病気で生じる腰痛もあります。
それをただの腰痛と思い込み、もし処置が遅れたらえらいことに。
特に膵炎や胆嚢炎などの消化器系の病気と、お腹の動脈に瘤が出来る腹部動脈瘤は、緊急性が高く処置が遅れると命取りになります。
今回は、腰痛に潜む内臓の病気について紹介します。腰痛を症状とする内臓の病気は結構多く、その「種類」やその「兆候」と「症状」などを詳しく解説します。
腰が痛いからとりあえず整体に行こうと思っている人は、整体やマッサージに行く前にまず、以下の内容をご確認ください。
腰痛だからといって舐めてかかるととんでもないことになりますよ!
腰痛を引き起こす内臓の病気は、器官で分けると「消化器系」、「泌尿器系」、「循環器系」の3種類で、細かい病名は以下の通りです。
腰痛を引き起こす内臓の病気だけでもこれだけあります。この中で特に強い内臓の病気とその症状と兆候を紹介します。
命に関わる機関な内臓の病気は「膵炎」と「胆嚢炎」と「腹大動脈瘤」です。
これらはすべて腰痛や腰背部の痛みが生じ、さらに処置が遅れると命に関わります!これらの病気がどんな病気で、どんな兆候があるのかしっかり学びましょう。
急性膵炎は主に総胆管感結石や大量飲酒が原因で発症し、症状は、強く鋭い痛みが心臓の周り(心窩部)から背部や腰部へと広がります。その他、吐き気、嘔吐、腹部膨満や微熱などがあります。
膵炎は非常に緊急性が高い病気です。以下のような症状や兆候が見られる場合は、すぐに病院の消化器科へ受診する事を奨めします。
腰痛に伴い以下のような症状や兆候がある場合は、急性膵炎の可能性がありますので、要注意!直ちに病院へ直行して下さい。
急性胆嚢炎は。胆石が胆管に蓄積して胆管を塞がれることで炎症が生じます。
主な症状は、持続する右腹部や心窩部の痛みの他、発熱、吐き気、嘔吐です。
処置が遅れると敗血症を引き起こし、ショック死する可能性があるこわーい病気です。
もし、腰痛とともに吐き気や発熱を伴う場合は、すぐに病院へ行きましょう。
胆嚢炎は危険な病気ですが、よほど酷くならない限り、症状がはっきり現れません。
胆嚢炎の見抜く方法は、はっきりした一つの症状で判断せず、似たような症状が複数合致したら、病院へ急ぎましょう。
腹部動脈瘤は、高血圧の病歴を持つ男性に多く見られます。
主な症状は、強い腹痛や腰痛のほか、お腹を触ると拍動のある腫れ「拍動性腹部腫瘤」に触れる事ができます。
また、立ちくらみ等の低血圧の徴候がみられるのが、循環器系の疾患です。
腹動脈瘤が破裂した場合、その死亡率は70〜90%に至るという大変恐ろしい病気です。
なので腰痛に伴い、腹部動脈瘤特有の3大徴候、高血圧・拍動性腹部腫瘤・立ちくらみなどの低血圧症状がある場合は、迷わず病院へ行きましょう。
特に怖い腰痛に潜む内臓の病気は以上です。
腰痛の他に、上記のような症状が出た場合は、迷わず病院へ直行しましょう。
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