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「肩関節周囲炎」は、突然鋭い痛みとともに肩が上がらなくなり、40代以降から発症することが多いので、別名「四十肩・五十肩」と呼ばれています。
四十肩・五十肩には、同じ動作を繰り返して肩を酷使する仕事や、野球やテニスなどのスポーツでの使いすぎなど、「痛めたきっかけがはっきりしている」ものもありますが、今回は、きっかけが分からず、年のせいにされる四十肩・五十肩の症状と原因を詳しく説明します。
「四十肩・五十肩」の症状は、腕を挙げる時や寝返りを打つなどの動作で激痛が走る急性期から始まり、やがて痛みは幾分楽になりますが、肩を動かせる範囲が極端に狭くなる慢性期に移行します。
慢性期になると痛みは幾分楽になるものの、腕を上へ挙げる、腕を捻ると言った動作が極端に 制限されます。 具体的な動作で説明すると、髪を結ったり解かしたりする動作や、洋服に袖を通す、帯やエプロンを後ろ手で縛るなどの動作が極端に制限されます。
このような状態で何ら処置をせず自然治癒に任せていても、概ね半年から1年で日常生活に支障がない程度まで回復します。
「四十肩・五十肩」は、年齢とはあまり関係ありません! 年をとればそれだけ「四十肩・五十肩」のリスクは高まりますが、原因はもっと身近に潜んだ「癖」と「姿勢」が原因で生じます。
「四十肩・五十肩」の原因となる「癖」とは、主婦に多い「鞄の片かけ」と片方の手でバッグや買い物かごを持つ「片手持ち」です。
そして「姿勢」は「猫背」です。 この「片掛け・片手持ち・猫背」といった「癖」によって肩関節が上から圧迫されたり、下に引っ張られたりすることで、上腕骨が下にズレ、肩関節が緩んで不安定になります。
また「猫背」になることによって肩関節の土台となる肩甲骨の位置がズレるため、肩関節が不安定になります。さらに肩甲骨の支えが悪いと、鞄やバッグを持った時に肩甲骨が負担する重量を肩関節が請け負うことになり、負担が肩関節に集中します。その結果、関節が緩んで不安定になります。
関節がしっかり安定していると、関節する骨同士が密着しています。骨同士が密着していると関節軟骨から関節の動きをよくする潤滑油が分泌され、関節の動きが良くなります。
一方、関節が不安定な状態ですと骨同士が密着しないので、潤滑油の分泌も減り、関節の動きが悪くなります。 関節が不安定な状態で動かすと、潤滑油があまり分泌されない状態で動かすため、関節の表面が擦れて傷つき、軟骨が劣化して関節の動きが悪くなります。
腕を上に挙げたりすると、挙げる時にゴリゴリ音がなって腕が挙げずらい場合は、まさに関節が緩んで不安定になり、関節軟骨が劣化している証拠です。
肩関節が緩み不安定になってい人の特徴。
上記の内容に該当する人は要注意です。
肩関節が緩んで関節軟骨が劣化しているかもしれません!
そのまま使い続けると、関節軟骨が傷ついてますます動かしづらくなり、さらに筋肉への負担も増えて筋肉を痛めます。 最後は、関節が壊れて筋肉や腱が炎症を起こして激痛と共に肩が上がらなくなります。 こ
うなる前に、緩んだ関節を安定させ、四十肩・五十肩の予防にもなる体操をこちらで紹介しています。→回復が早まり予後もいい!「50肩の対処法」
四十肩・五十肩予備軍の方、すでに四十肩・五十肩の慢性期に入っている方は、ぜひ、お試しください。
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