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50肩は中年から発症し、主に肩を酷使する人がなると思われているようですが、最近は20代や30代の若者でも発症する人が増え、特にプログラマーやSEといったPC作業に従事する人たちの間で増えています。
彼らや彼女らが肩を使うと言っても、せいぜいマウスやキーボードを使う程度。特に肩を酷使しているとは言えないが、そんな彼らがある日突然、激痛とともに肩が上がらなくなる「50肩」(正確には「50肩に似た症状」)になる。
その原因は酷使ではなく、むしろ殆んど肩を動かさないからです。どの関節でも言えることですが、使いすぎれば当然壊れますし、逆に動かさなくても壊れます。特に後者は長い間、原因も症状の進行も気づかれることがないだけに厄介です。
酷使というと肩を四六時中動かしたり、重い物を持ち上げたり、することだと思いますが、実は筋肉や関節にとって動かさず同じ姿勢を維持し続けることも酷使と同じぐらい負担になります。
また、PC作業は、わずか数十グラムのマウスをずっと持ち続けていますが、この軽いものをずっと持ち続けることが仇となって、肩関節が壊れます。
重いものを持っていれば掛かる負荷に比例して動員される筋肉の量が増え、筋肉への負担も疲労も増えるので、疲労や痛みなどに気づくことができます。痛みや疲労がすぐに現れ、原因も特定しやすいため、50肩のように重症化する前に何らかの処置が施されます。
しかし、マウス程度の軽いものですと動員される筋肉も少なく必要最低限しか使われません。そのため関節を安定させるほどの筋力が発揮されず、肩関節はマウスの重量と腕の自重によって下へ(脱臼する方向へ)牽引されます。
慢性的な牽引にさらされると肩関節は、緩んで不安定になります。そして牽引によるダメージは肩関節内の筋肉や靭帯に疲労が蓄積されます。
疲労が蓄積されると靭帯や筋肉は劣化して傷つきやすくなります。また、緩んで不安定な関節は動かした時の軌道や運動の滑らかさも劣悪になるので、腕を90度以上挙げると筋肉が鈍く痛んだり、スムーズに上がらなくなるといった異常が見られます。
そのまま放っておくと、関節内で骨と筋肉との間で摩擦が生じて小さな損傷が蓄積されます。そして、ある日、肩関節に激痛が走り肩が上がらなくなります。
このように、肩を動かさなくても、またマウス程度の軽いものでも、肩関節に脱臼する方向へ牽引が加わると、年齢や使用頻度に関係なく50肩のような症状が生じます。
PC作業に従事する人で以下のような兆候がある人は要注意!
以上のような兆候がある人は肩関節に牽引され、肩関節が不安定になっている可能性があります。そのまま放っておくと、50肩に進行する恐れがあるので注意してください。
牽引によって不安定になった肩関節を安定させる効果がる体操を紹介します。
この体操は、四つ這いになって肩関節に圧迫を加え、体を前後左右に動かすだけの、とてもな簡単な体操です。
圧迫しながら動かすことで不安定な肩関節を安定させ、傷ついた関節面と関節の動きを滑らかにします。そして50肩を予防する効果もあります。
詳しいやり方はこちらで紹介しています。→回復が早まり予後もいい!「50肩の対処法」
肩関節が不安な50肩予備軍の方はぜひお試しください。
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