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命にかかわる、危険な腰痛
「腰が痛いのはいつものこと」と簡単に考えていませんか?
実は、腰痛と言っても中には危険な病気がひそんでいるばあいもあり、命にかかわる場合もあるってご存知でしたか?
たかが腰痛となめてかかると、取り返しのつかない事態になることもあるんです。
今回は、痛くても死にはしない「ただの腰痛」と処置が遅れると命にかかわる「危険な腰痛」の違い見極めるための「危険な腰痛の兆候」を紹介いたします。
腰痛を症状とする危険な病気は、主に前立腺癌や子宮癌のような骨転移性の腫瘍や、結核やインフルエンザのような感染症、子宮内膜症や動脈瘤のような血管や内臓の病気などがあります。
これらはどれも緊急を要する病気です!
このような病気が潜んだ危険な腰痛なのか?それとも、整体やマッサージやカイロでよくなる腰痛なのか?を簡単かつ大まかに判別するための兆候を以下で説明いたします。
腰痛の方は、なめてかからずに一度、目を通した方がいいかもしれませんよ。
危険な腰痛の兆候。
1)腰痛のキッカケが分からない。
「重いものを持った」、「体を捻った」、「ずっと座りっぱなしだった」など、筋肉や関節の問題で生じる「ただの腰痛」であれば、何らかのキッカケがあります。しかし、これと言ったキッカケもなく突然痛くなった場合は、唯ならぬ何か別の可能性が考えられます。特にキッカケがない腰痛に付随して発熱や手足の両側性の痺れ等があった場合は要注意です。
2)徐々に腰痛が悪化してきている。
キッカケのない腰痛の後、徐々に悪化している場合は要注意です。すぐに医師の診断を受けるべきでしょう。特に月単位で症状が悪くなっている場合は躊躇することなく医師の診察を受けることをお勧めします。腫瘍やがん転移があるとこのような経過をたどることがあります。あと腰痛に付随して、両足の筋力低下や麻痺などがある場合は、迷わず医師の診察を受けましょう。
3)腰や下肢を動かしても痛みがあまり変化しない。
「ただの腰痛」であれば「楽になる」「痛みが和らぐ」姿勢や動作があるものです。姿勢や動作に関係なく痛むのは要注意です。癌による骨破壊や骨折の場合は、このような経過をたどることがありますので、要注意!
4)腰痛以外に症状がある。
膵炎や大腸炎のような内臓の病気は、腰や背中以外に腹部や側腹部、季肋部(肋骨の前下方部分)などに痛みをだすことが一般的ですから要注意です!
5)発熱とともに腰痛が発症した。
風邪を含めて感染症では関節痛が生じ、そのせいで腰痛になることがあります。感染症の場合は、熱が伴うので、腰痛と発熱がある場合は感染症を疑ってください。
明かに通常の風邪であればそんなに心配する必要もないでしょうが、高熱であったり、強 い痛みがでたり、しびれなどを伴う場合は医師の診察を受けることをお勧めします。
また、高熱でなくても長く微熱が続いている等の場合は、結核等の感染症の可能性が考えられるので要注意です!
もし上記のような症状があれば取りあえず医師の診断を仰いでみましょう。なければどうぞ「ふじたカイロプラクティック」へご来院下さい。
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