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腰痛に潜む怖〜い病気:感染症。
腰が痛い、熱っぽいし、体もだるい。こんな人は要注意!その腰痛は筋肉や関節が原因の腰痛ではなく、感染症による腰痛かもしれません!
インフルエンザや骨髄炎、敗血症椎間板炎、脊髄硬膜外膿腫、結核など細菌やウィルスが腰椎や胸椎に感染すると腰椎や胸椎を破壊し、その時に痛みが生じます。
あなたは、それを筋肉が張った「ただの腰痛」だと思い込んでいるだけかもしれません。
もし、そうとは知らずに、マッサージや整体で下手に揉んだり、ゴキゴキやられたら、簡単に折れてしまうでしょう。また、感染症の恐ろしいのは骨折だけではありません。感染症は時間との勝負、処置が遅れると取り返しのつかない事態に進展します。
今回は、怖〜い感染症による腰痛の「兆候」や感染症になる恐れがある「基礎疾患」や「感染経路」などを詳しく説明いたします。
感染症かもしれない腰痛の主な兆候。
感染症による腰痛は、感染した菌によって症状の違いはありますが、共通している症状は以下の通りです。
- 絶え間ない痛み
- 発熱と全身倦怠感
- 背骨の周囲を叩くと鋭い痛みがある。脊椎圧迫骨折や脊椎の腫瘍・化膿、重度の骨粗鬆症による骨折の疑い。(脊柱叩打痛)
発熱や全身倦怠感を伴った腰痛がある方は、整体やカイロプラクティックの施術を受ける前に内科を受診される事をお勧めします。そして以下で説明する感染経路や基礎疾患に該当するかどうかチェックしてみてください。
感染源となる主な基礎疾患。
- 急性腎盂炎や膀胱炎や尿道炎、急性前立腺炎等の尿路感染症。
- 乾癬(かんせん)のような皮膚感染症。
- 過敏性大腸炎等の炎症性腸疾患がある。
- 糖尿病やアルコール症、等の基礎疾患。
感染経路
- 直近で入院歴や手術歴がある。
- 尿道カテーテルや注射、手術など医療行為や医療器具からの感染。
- 硬膜外麻酔などの脊椎に対する注射薬物の使用歴や現在注射薬物を使用している。
感染症の疑いがある腰痛まとめ。
- 発熱や全身倦怠を伴う腰痛。
- 週単位で見ても痛みが全然引かない。
- 直近で手術や入院歴がある。
- 全身性の基礎疾患や何らかの感染症がある。
上記のような場合はまず、感染症による腰痛を疑ってみて下さい。
ただの腰痛であれば少々治療が遅れたところで死ぬ事はありませんが、感染症は処置が遅れると死に直結する場合もあります。感染症は軽いものでも放置せず、まず感染症を先に治しましょう。
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