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癌が潜む危険な腰痛。
全身疾患による危険な腰痛とは、主に悪性良性問わず腫瘍が原因で背骨が破壊され骨折したり、処置が遅れると死に至る可能性がある、とってもこわーい腰痛です。
このような背後に癌や腫瘍がある腰痛は、整体やマッサージの治療で強く背中や腰を押すと骨折する可能性が有ります。また、場合によっては取り返しのつかない事態になることもあります。
今回は、そんな危険な癌や腫瘍によって生じる腰痛の「兆候」や「特徴」を詳しく説明いたします。
たかが腰痛と舐めてかかると、えらいことになりますよ。
危険な腰痛に共通する兆候
癌や腫瘍に限らず、危険な腰痛には以下のような共通する兆候があります。もし以下の項目で2つ以上該当するものがあれば、危険な腰痛の可能性が有ります。迷わず医師の診察を受けることをお勧めします!
- 安静で改善しない。(楽な姿勢等がない)
- 昨日今日ではなく、週または月単位で症状が悪化し、特に夜間になると痛みが悪化する。
- 腰痛の他に発熱、悪寒等などの感染症特有の症状がある。
- 急激な体重減少が伴う腰痛。
- 過去に癌を患った事がある。
- 痛みや痺れの後に力が入らない、感覚がない等の神経症状を生じた。
転移性腫瘍による腰痛。
胃癌・腎・前立腺・乳癌は、腰椎に転移して背骨を破壊し、腰痛を引き起こします。このような腰痛は、筋肉の張りや関節の不具合で生じる「ただの腰痛」違い、腰の骨そのものを破壊するので、楽な姿勢がなく、安静にしても痛みが続きます。また、夜間に痛みが強くなり、持続的な鈍痛が生じるのが特長です。
癌や腫瘍による腰痛の特徴
骨転移は、そのままその部位に止まることもあれば、腰椎から硬膜へ転移して脊髄を圧迫する場合も有ります。
脊髄を圧迫する場合は痺れや感覚鈍磨や運動麻痺といった神経症状が生じます。何をやっても痛い腰痛になってから数週間から数ヶ月後に神経症状が出た場合は要注意です。すぐに医師の診察を受けてください。
脊椎を侵す主な癌
最も多いのが乳癌、肺癌、前立腺癌です。その他、腎細胞癌や甲状腺癌や骨髄腫やリンパ腫も骨によく転移します。
癌転移の場合、その多くは胸椎を侵しますが、前立腺癌の場合は腰椎を侵す事が最も多く、ひどい腰痛を患い前立腺癌の既往歴がある50歳以上の方は要注意です!!
癌転移や腫瘍の可能性を示す腰痛の兆候。
- 腰痛が一ヶ月以上全く改善の兆しが見えず、日に日に痛みを増す。
- 年齢が50歳以上で前立腺癌の既往歴がある。
- 原因不明の体重減少。
- 癌の既往歴がある。(特に前立腺癌などの脊椎に転移しやすい癌の既往歴)
- 1.のような痛みの後に感覚麻痺や運動麻痺が出る。(腫瘍による脊髄の圧迫)
このような兆候がある人は直に医療機関への受診をお勧めします。
動画で観る「危険な腰痛の見分け方」
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