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温浴は腰痛に効果があると言われていますが、実はお風呂や温泉やジャグジーなどの温浴で腰痛を悪化させる人が多くいらっしゃいます。
確かに温浴の後は痛みが緩和されますが、それは温浴効果でリッラクスして一時的によくなった気がするだけのことが多く、一夜明けると逆に痛くなることも多い。
効能がある温泉なら良いというわけでもありません。「草津温泉」だろうが「下呂温泉」だろうが、そもそも「温める」ことそのものが腰痛を悪化させる原因だからです。
温浴が腰痛を悪化させる原因。
患部を温めると、傷ついた組織を修復するために生じる体の反応「炎症反応」が促進され、さらに熱によってタンパク質が劣化するので筋肉が硬くなり、傷つきやすくなります。
炎症が増す
患部を温浴などで温めると「炎症反応」が促進されます。この炎症反応は傷ついた筋肉などを修復させるために必要な反応ですが、修復の過程で痛みを発する「発痛物質」も生産されるので痛みが強くなります。
温浴で一時的に腰痛が和らいでも、しばらくすると悪化する原因は、温浴によるリラックス効果で一時的に痛みは抑えられますが、発痛物質も同時に増加しているので、リラックス効果が冷めた頃になると発痛物質が増えた分だけ痛みが増すからです。
温浴でタンパク質が劣化して筋肉が硬くなる
温浴により炎症反応が活発になると痛みは増しますが、代謝が活発気になることで傷ついた組織のタンパク質を合成し修復が促進されます。
組織の修復は速くなりますが、しかし基本的に筋肉を構成しているタンパク質は 熱に弱く、暖められた筋繊維のタンパク質は正常なものとは異なります。
大きな違いはタンパク質が粗悪になるため筋肉の柔軟性が失われ、筋張った筋肉になります。このような筋肉は、劣化ゴムのように硬くなり痛めやすくなります。
このように、温めると炎症反応が活発になるため痛みが増し、温めることでタンパク質が劣化して筋肉の質が悪くなり、傷つきやすい筋肉になります。腰痛になったら温めずに冷やしましょう。
炎症がある時は冷やす。
ぎっくり腰のような急性腰痛は筋肉や靭帯が傷つき炎症が起きています。そんな時は温めずに冷やしましょう。
ただし、冷やす時は体を冷やさないように、患部だけを冷やすようにしましょう。
冷やす時は氷9に対し水1を氷嚢があれば氷嚢へ、なければコンビニのビニール袋に入れ、それをタオルで巻いて患部に20分当てます。
冷却する時は氷水でやるのが肝です。なので湿布やアイスノンはダメです。また、氷で冷却すると患部が0度以下になるのでダメです。
冬場の冷却は冷たくて嫌でしょうが、炎症を抑えて痛みを鎮めるための「儀式」だと思ってやってみてください。気持ちはよくありませ んが、温浴よりも鎮痛効果は絶大です。
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