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仰向けで寝ていると痛くなる腰痛で悩んでいる方は多くいらっしゃると思います。
仰向けで寝ていると腰が浮き、だんだん腰の周りの筋肉が張って痛みが生じますが、膝を曲げていると腰が浮かなくなるので楽になります。
このような仰向けで生じる腰痛は腰が浮くことが原因で生じます。
仰向けで腰が浮くのは、多くの場合、腰の問題よりも股関節の問題で生じます。
主に股関節が硬くなり、足が伸ばしきれなくなることが原因で、仰向けで寝た時に腰が浮きます。
股関節が硬い方はお腹の奥の方にある大腰筋や太ももの前面に着く大腿四頭筋が硬くなり、これらの筋肉が股関節を曲げるため、仰向けで寝ようとしても股関節が曲がり膝が曲がってしまいます。
それをまっすぐ伸ばそうと、骨盤と腰椎が足の方へ引っ張られて骨盤が前に傾き、腰が浮きます。
そのまま仰向けを維持していると、浮いた腰回りの筋肉が張って腰痛になります。
このように股関節が硬くなり大腿を伸ばせない(伸展出来ない)ことが原因で腰が浮きます。
腰の張りは、その結果なので、この筋肉をいくらストレッチで伸ばしても、マッサージで解しても、ほとんど意味がありません。
筋肉を緩めるなら硬くなった腰を緩めるよりも、股関節を曲げる大腿四頭筋や大腰筋を緩めた方が腰の筋肉が緩みます。
しかし、股関節を曲げる筋肉を解しても結局、根本的な解決にはなりません。
股関節が硬くなる根本的な原因である「前傾姿勢」を治さないと解決されません。
股関節を曲げる筋肉は体のお腹側に付いているので、前傾姿勢になると股関節を曲げるが緊張します。この緊張を取るためには、まず前傾姿勢をやめて重心を「土踏まずの中央」付近に維持するように立つことです。
そうすることで、重力線が股関節のやや後方を通り、股関節を曲げる筋肉への負担が減ります。
なので股関節を曲げる筋肉をいくらストレッチで伸ばしても、この筋肉を緊張させている前傾姿勢を直さない限り、焼け石に水です。
このような場合、前傾姿勢を治すために、つま先側にある重心を土踏まず中央付近に移します。
それと同時に硬く動きが悪くなった股関節を滑らかにする体操をやると効果的です。
やり方はこちらで紹介しています。→股関節に異常がないのに痛い!そんな股関節痛の対処法。
仰向けで寝ると腰が反って痛み、膝を曲げると楽になる人は、恐らく前傾姿勢のせいで股関節が硬くなっているので、ぜひ前傾姿勢にならないように注意しつつ、股関節を滑らかにする体操をお試しください。
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