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50肩に似た「50肩もどき」。
肩を酷使したわけでもないのに、急に腕が挙がらなくなり、無理に腕を挙げようと肩関節に鋭い痛みが走る。50肩に似た肩の痛み「50肩もどき」の原因やメカニズムや当院の施術について説明。
「50肩もどき」は肩を酷使しなくても発症し、悪い姿勢を維持することが原因で生じます。
そのため、同じ姿勢を維持していることが多いPC作業やウェイトレスやウェイター、楽器奏者といった職業に従事される方に多く発症します。
症状の程度は40肩・50肩よりは軽く、治りが早いのが特徴。早ければ数日から数週間、遅くとも1−2ヶ月で痛みが引き、肩が上がるようになります。
また、放っておいても自然治癒しますが、それは別に治ったわけではなく、前よりも確実に劣化し、肩の可動範囲は狭くなり、運動はぎこちなくなります。
「50肩もどき」の原因は 姿勢。
このような「50肩もどき」の原因は悪い姿勢を維持し続けることが原因ですが、その悪い姿勢とは肩が前に出た「巻肩」と背中が丸まる「猫背」とウェイトレスやウェイターのように脇を締めて上腕と前腕を曲げる「上腕の屈曲内転」姿勢です。
このような姿勢を長期間維持し続けると背骨や肋骨がズレ、背骨と肋骨から構成され、肩甲骨の土台として機能する胸郭(キョウカク)図1が歪みます。
胸郭が歪むことで肩甲骨の位置がズレて可動範囲が狭くなります。
肩甲骨の位置がズレると肩甲骨が不安定になるので肩関節周囲につく筋肉が筋力をが十分発揮できなくなりますし、肩甲骨の動きが制限されると肩関節全体の可動域が狭くなり、とくに腕を水平より上に挙げるのが難しくなります。
肩甲骨がズレて筋力を十分発揮できない状態でトレーや楽器などを持ち続けることで肩関節周囲の筋肉(主に三角筋や上腕二頭筋)への負担が増えます。
さらに肩関節の可動範囲が狭くなると、関節を動かすために肩関節周りの筋肉が働き、これらの筋肉への負担が増加します。
結果的に肩関節周囲の筋肉への負担が増え、次第に疲労が蓄積されて筋肉が硬くなり、最終的に筋肉が傷ついて痛みと共に肩が挙がらなくなります。
「50肩もどき」に対する当院での施術内容。
このような肩の痛みを改善させるには単に硬く張った三角筋などの肩関節周囲の筋肉を緩めるだけでは、あまり効果がありません。
筋肉が緩むことで痛みは楽になり肩も動かせるようになるでしょうが、大元の原因を解決していないので、同じような症状を何度かぶり返し、だんだん治りも悪くなり、最悪、肩関節が癒着して本物の「50肩」になることもございます。
当院では三角筋などを緩めつつ胸郭の歪みを改善するために背骨や肋骨のズレを矯正し、ズレた肩甲骨を正しい位置に戻す施術を行います。
とは言え日々の生活の中で悪化しやすい症状なので、自力で症状の悪化を防げるように、肩の痛みの根本原因である「猫背」や「巻き肩」を改善するための体操や50肩に効果がある対処法などを指導します。
猫背を改善するための体操→猫背を治し、肩こりを解消する「肩こりの対処法
50肩の対処法→回復が早まり予後もいい!「50肩の対処法」
根本的な解決のためには施術で胸郭の歪みを取り、肩甲骨を正常な位置に戻し、緊張した三角筋などの肩関節周囲の筋肉を緩める。さらに猫背や巻き肩を自力で防ぐために体操などをしっかり指導する。この4つを同時に行わないと効果がありません。
このような姿勢で生じる「50肩もどき」は、適切な処置を行えば早く改善させることが可能です。当院では早ければ3〜4回の施術で、平均7から10回の施術で改善しています。
肩の痛みでお悩みの方は是非、当院へご相談ください。
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