揉んでも治らない肩こりの原因。

張った方の筋肉は原因ではない!

肩コリの原因は、硬く張った肩や首の筋肉だと思うかもしれませんが、筋肉の張りは原因ではなく結果です。

結果をいくら揉んでもストレッチで伸ばしても、その場限りで解決にはなりません。

今回は、肩こりの根本原因や揉んでもよくならない理由の他、揉み返しが起きる理由なども詳しく解説いたします。

揉んでも、ストレッチしても、すぐに痛くなる厄介な肩こりでお悩みの方は、この記事を読めば、今まで肩こりのためにやってきたことが、なぜ報われないのかを知ることでしょう。

肩や首の筋肉が張る理由。

肩コリでパンパンに張る筋肉は、頭を後ろから引っ張って支える僧帽筋肩甲挙筋という筋肉です。(図1)


図1
これらの筋肉は猫背になり頭が前に出るとガチガチに張ります。

頭が前に出ると頭を支えるために僧帽筋や肩甲挙筋が強く張り、結果的に肩や首がパンパンに張ります。

このように肩こりになるとパンパンに張る僧帽筋や肩甲挙筋は、頭が頚椎の上に乗っていればそれほど張りませんが、頭が前に出た「前方頭位」(図2)や頭や首が傾いた「側方頭位」(図3)になると、負担が増えるため、肩がパンパンに張って肩こりになります。

図2前方頭位
図3側方頭位

その状態が長期化すると筋肉に疲労物質がたまり、筋肉は劣化したタイヤのように弾力性を失って筋張り、繊維質になります。

マッサージなどで肩を揉まれた時に聞こえる「ゴリゴリ」という音は、まさに筋肉が繊維化している証拠。

筋肉が張って繊維化するまでの過程は肩が凝りますが、繊維化してしまうとよっぽどひどくならない限り痛みを感じなくなります。こうなるといくら揉んでも無駄です。

揉み返しは好転反応ではない!

この肩甲挙筋や僧帽筋の緊張は、頭を支えるために緊張しています。理由があって緊張しているこの筋肉を硬いからといってほぐすと、一旦ほぐれても頭を支えるために再び筋肉が収縮し、前よりも一層緊張します。これが所謂「揉み返し」です。

まだ揉み返しが起きる方が、筋肉として機能しているだけましかもしれません。これが完全に繊維化するとその揉み返しもなく、揉んでも全く効果がありません。肩が石のように張った人は、まさにこの状態です。

この肩甲挙筋と僧帽筋の張りを取るには、揉むのではなく、根本原因である前方頭位と側方頭位を直すしかありません。

肩こりを解消するための方法。

その前方頭位と側方頭位を治すには、頭の位置を修正するのと同時に、頭の土台となっている背骨の歪み、特に猫背を修正しなくてはなりません!

手っ取り早く頭の位置と猫背を修正するには当院でカイロプラクティックの施術を受けて、背骨や骨盤の矯正を受けるといいでしょう。

しかし、時間や距離の都合で中々それもできない方のために、こちらで一人で簡単にできる体操紹介しています。→自分で簡単に出来る、猫背を治し、肩こりを解消する「肩こりの対処法」

肩こりでお悩みの方は、ぜひお試しください。

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