産後の尿漏れについて。

目次

産後の尿もれの原因。

妊娠・出産後からトイレが近くなり、咳やくしゃみなどの不意な動作で尿が漏れる。

このような尿漏れは、主に尿漏れを防ぐための筋肉がタイミングよく働かなかったり、筋力が弱すぎたりすることが原因で生じます。

尿漏れを防ぐ骨盤底筋群。

くしゃみの瞬間に腹圧が高まると、反射的に「骨盤底筋群」と言われる筋肉と、尿道を閉める尿道括約筋が共同で収縮して、尿漏れを防ぎます。

しかし妊娠や出産で骨盤が歪んで広がると、骨盤底筋群の働きが鈍り、タイミングがズレたり筋力が弱くなって尿が漏れてしまいます。

骨盤の歪みによる尿漏れ。

この「骨盤底筋群」とは恥骨・坐骨・尾骨に付いて「骨盤の底」を覆っている筋肉のことを言います。図1

図1

主に腸骨尾骨筋、恥骨尾骨筋、恥骨直腸筋、恥骨会陰筋からなる「肛門挙筋群」と尾骨筋からなり(図1)、骨盤内臓器の泌尿器や生殖器を支え、分娩や排尿・排便をコントロールしています。

そして、殆どの尿もれは妊娠出産時に骨盤底筋群が伸ばされたり傷ついたりすることで生じます。

骨盤底筋群が伸ばされる。

妊娠中は胎児の成長に応じてスペースを確保するため、左右の恥骨開いて骨盤が広がり、さらに分娩しやすく産道を確保するために坐骨が開きます。

このように恥骨や坐骨が広がり骨盤が開くと、生殖器や泌尿器などの骨盤内臓器が垂れ下り、それらを支える骨盤底筋群が引き伸ばされて弛みます。

筋肉は適当な緊張を維持できなくなると反応が悪くなったり筋力が弱化します。そのため、骨盤底筋群が弛むと反応が鈍くなり、さらに筋力も弱くなることで尿道が上手く閉じずに、尿が漏れます。

骨盤の歪みにより腹圧が弱くなる。

また骨盤が歪むことでによって、仙腸関節に付くお尻の筋肉や、恥骨周囲に付く内転筋や腹筋が弱くなり、腹に力が入りづらくなります。

腹に力を入れて腹圧を高めることで、くしゃみや咳が出ても膀胱の内圧が高くなる前に、尿道の内圧を上げ、さらに尿道括約筋が収縮して尿道を閉めて尿が漏れるのを防ぎます。

しかし腹圧が低いと尿道の内圧よりも膀胱内圧の方が高くなり、さらに尿道括約筋が弱くなるせいで尿が漏れてしまいます。

このように恥骨や坐骨が開いて骨盤が歪むせいで骨盤内の臓器が下垂し、それを支える骨盤底筋群が引き伸ばされ、その状態が長期化することによって骨盤底筋群が弛んで反応や筋力が低下して、尿漏れが生じます。

さらに骨盤の歪みによって腹筋などが弱くなり、腹圧が低くなることで尿が漏れます。

産後の尿もれに対する当院の施術。

当院では、産後の尿漏れの原因である「骨盤の歪み」を矯正することで尿もれの改善または緩和を目指します。

骨盤を矯正することで、内臓下垂を抑え、骨盤底筋群の弛みを抑え、さらに腹圧を高める腹筋などの筋力が強くなり、腹圧を高めます。

その結果、骨盤底筋群と尿道括約筋が協調して働き、尿漏れが改善されます。

恐らく肛門挙筋の剥離や裂傷と言った手術が必要となるような外傷がなく、分娩から何年も経っていなければ、改善する見込みはあると思います。

なので、産後の尿漏れでお困りの方は、一度当院へご相談ください。

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