症例:正拳突きで生じる右肘の痛み。

主訴:正拳突きをやると右肘の真ん中(図1)が痛む。

患者さん:10代男児。

図1

肘の痛みの経緯。

二週間ほど前に正拳突きの練習をしていたら肘が抜けるような脱力感がありましたが、そのままにしていました。

2日前の拳立てをやり、そのあと正拳突きの稽古をしていたら右肘がズキっと痛み出した。

近所の整骨院に行ったら「外側上顆炎です。」と言われて電気を当ててもらい、サポーターを買わされ安静にするように言われたが、あまり良くならないので、友人の紹介で当院へ来院。

肘の痛みの原因

この方の右肘の痛みは、拳を強く握った状態で正拳突きをやっていたことが原因です。

拳を強く握りしめながら正拳突きをやると肘が伸ばしづらくなり、さらに手首が固定されます。

肘が伸ばしづらくなる。

正拳突きは、肘を伸ばしながら上腕と前腕を内側に捻らせ(内旋)、拳をねじ込みます。

肘が伸び切るまでは脱力し、伸び切るタイミングで拳を強く握りしめることで打撃力が強くなります。

しかし肘を伸ばしながら拳を強く握っていると、肘を曲げる筋肉が緊張して、肘の伸展を邪魔します。

その力に抵抗して無理に肘を伸展させると肘が反り過ぎ、腕尺関節(図2)に無理な力がかかります。

図2肘の関節

肘が反り過ぎると、尺骨が上腕骨に食い込み腕尺関節を痛めます。

手首が固定される。

拳を握りしめることで手首が固定されます。

その状態で肘を伸ばしながら上腕と前腕を捻ると、肘の関節である腕尺関節に捻じれが加わります。

「腕尺関節」が伸びきった状態は上腕骨に尺骨が嵌まり込んで関節がロックされます。

その状態で捻じれが加わると、力は腕尺関節に集中して関節を痛めます。

以上のことが原因で患者さんは右肘の痛めました。

ちなみになぜ右だけ強く握っていたのかというと、握りしめる力は強く食いしばる側の手が強くなる傾向があります。

この方は日頃から右で食いしばる傾向が強く、歯科医からも「右の臼歯がすり減っている」と忠告を受けてました。

日頃から右の奥歯で強く食いしばるとともに、右の拳を強く握るのが癖だったのでしょう。

右肘の痛みの施術

強く拳を握りしめていた結果、強く張っている母指球の筋肉や親指から前腕につく筋肉を解しました。

次にズレて緩んだ右の腕尺関節を矯正し、腕の力全体に影響する肩甲骨のズレを取るために肩甲骨とこれと関節する胸郭の歪みを矯正した。

これで右肘を伸展しやすくなるのと同時に、肩甲骨を前に突き出しやすくなります。その結果、正拳突きの威力が増します。

一度の施術で右肘を伸ばしても痛みはなく、正拳突きをしても、若干、鈍い筋肉痛のような痛みが残るが、鋭い痛みはなくなりました。

院長からのコメント。

正拳突きの他、テニスやゴルフのグリップを握る場合など、強く握りしめながら腕や肘を酷使すると、肩や肘に力が入りパフォーマンスの低下や肩や肘の故障につながります。

特に肘関節は手首や肩関節に比べて運動が制限されているので、無理な力が加わると真っ先に壊れます。

肘に痛みがあり、親指の母指球や小指側の筋肉が張っている人は恐らく強く握りしめていると思うので気をつけましょう。

そして、痛くなったら当院へお越しください。


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