読書:東京のヤミ市

不思議なもので、かつて「ヤミ市」だった場所にはいくら時間が経っても拭いきれない泥臭さと胡散臭さが漂う。私は天邪鬼のせいか世の中のスマート化とクール化に逆行するように、そうした街に何故か惹かれる。

読書「次の東京オリンピックが来てしまう前に」

音楽家であり文筆家の菊地成孔が 2度目の東京五輪に浮かれ、騒ぎ、踊らされ、そしてコケた2017年から2020年までを綴ったエッセイ集「東京オリンピックが来てしまう前に」を読んだ感想。

読書録:「荒涼天使たち」

今回紹介する本は「路上」を書いたジャックケルアックの「荒涼天使たち」。 この本は著者自身が巡った放浪の旅と、彼を取り巻くビートニク作家達が各地で繰り広げるどんちゃん騒ぎを書き綴った自伝的小説。 あらすじは、ジャックケルア […]

漫画の紹介:「いもほり」

4ヶ月ぶりの投稿。今回紹介するのは本ではなく漫画。今から25年以上前にサブカル系月刊漫画雑誌「ガロ」で連載されていた作者「友沢みみよ」のシュールな漫画「いもほり」です。このカルト漫画の魅力と25年前に「いもほり」を私に勧めてくれた「Nさん」の思い出も交えて紹介します。

最近読んだ本について。

人類の進化について書かれた本。 最近は人間の進化に関する本を中心に読んでいます。 私が主に扱う腰痛・肩こりと言った人間特有の症状を人間の体にとって歴史とも言える「進化」から読み解こうと思い、7月から進化に関する本を何冊か […]

読書録: ヒトのなかの魚、魚のなかのヒト

人と魚の進化の歴史。 本書は、タイトルからも分かる通り、人と魚の中にあるそれぞれの共通点を探っていく、進化に関する本です。 筆者のニール・シュービンは化石の調査や様々な種との比較解剖、系統発生や遺伝子解析や操作など、マク […]

読書録:「ヨコハマメリー」

白ずくめの老娼メリーさん。 60年代から90年の中頃まで、「メリー」さんと呼ばれていた老娼婦がヨコハマにいた。 メリーさんは、皺くちゃの顔を花魁のように白く塗り、フリルのついた白いドレスを着て、公爵夫人気取りで夜の街に立 […]

働いたら負け「怠惰への讃歌」

ヒマを豊かに過ごす怠惰な社会。 科学技術の進歩でロボットやAI、ITなどの機械化が進み、将来人間の仕事が無くなると取りざたされている昨今。 今から遡ること80年以上前に、そんな未来を予言し、そんな社会で生きていくために必 […]

本の紹介:川崎長太郎著「抹香町 路傍」

ダメ男の哀愁と侘しさ漂う私小説「抹香町/路傍」 主人公は文学に憧れて家業を放り出して上京するが食えずに生家に戻り、実家からほど近い海岸にある漁師が網などを保管する物置を住処に寝起きする50過ぎのダメ男。 定職もなく妻もな […]

本の紹介「詩人と女たち」

チャールズブコウスキー著「詩人と女たち」 アメリカの作家チャールズブコウスキー(1920ー1994年)の小説「詩人と女たち」の紹介。 この本のタイトル「詩人と女たち」は邦題で原題は単に「WOMEN」。彼の女性遍歴20番勝 […]