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猫背と50肩。
50肩は年齢が原因であはりません。ただ確率的にその年齢に発症する人が多いというだけです。
肩関節の構造は、関節の安定性を犠牲にして自由な運動を優先させているので、とても不安定な構造をしています。そのため、肩関節が壊れる条件が揃えば年齢に関係なく簡単に壊れてしまいます。
肩が壊れる条件は酷使や動かし方など色々ありますが、特に現代人に一番多いのが「猫背」です。
猫背による五十肩の特徴は、「肩を酷使しているわけでもないのに50肩になった!」という人に多く、猫背と50肩の因果関係がつかめないために、原因もきっかけもつかめずに「歳のせい」にされてしまい、症状を長引かせてしまいます。
このページでは、猫背と50肩の因果関係と発症までのメカニズムを詳しく解説します。
猫背と50肩の因果関係。
猫背になると肩甲骨を支えている筋肉が弱くなり、肩甲骨が下に下がって撫で肩になり、さらに肩甲骨が前に移動して肩が前に出る巻き肩になります。
巻き肩になると肩関節へかかる負担が増える。
正しい姿勢ならば、肩甲骨が正しい位置にあり、肩甲骨を支える筋肉が腕やか肩にかかる負担の大部分を支えてくれます。しかし猫背になると肩甲骨を支える筋肉が弱くなるため、その筋肉が支えていた負担が肩関節へと加わります。
そして猫背の状態が長期化すると肩関節が慢性的に下へ引っ張られて上腕骨が下へズレ、肩甲骨と上腕骨を繋ぎ止めている「棘上筋」が慢性的に引っ張られます。図1
図1
さらにその状態が続くと棘上筋に疲労物質がたまり繊維が劣化して、肩を動かすとゴリゴリ音がなったり、動かしづらくなったりします。
その状態が長期化すると、血流障害が生じて筋繊維や健に浮腫が生じ、さらに進行すると筋肉が劣化し、傷ついた筋肉にカルシウムが沈着します。これぐらいになると肩に痛みが生じます。
さらにひどくなると、棘上筋とその周囲の軟部組織である滑液包や三角筋の筋膜にカルシウムが癒着して激痛とともに肩を動かせなくなり40肩や50肩になります。
猫背から50肩になるメカニズム
棘上筋は、正しい姿勢で肩甲骨と上腕骨が安定した位置関係にあるとき、上腕骨を肩甲骨に密着させ肩関節を安定さています。
しかし猫背になり肩甲骨と上腕骨が不安定な位置関係になると上腕骨が下へズレ、そこに腕の重量が加わり肩関節が牽引されます。同時に棘上筋も上腕骨に引っ張られる形で牽引が加わります。
棘上筋が長期にわたり牽引が加わると、次第に棘上筋に疲労が蓄積され、肩を動かすとゴリゴリ音がなったり、動かしづらくなったりします。
その状態が長期化すると、血流障害が生じて筋繊維や健に浮腫が生じ、さらに進行すると筋肉が劣化し、傷ついた筋肉にカルシウムが沈着します。これぐらいになると肩に痛みが生じます。
さらにひどくなると、棘上筋とその周囲の軟部組織である滑液包や三角筋の筋膜にカルシウムが癒着して激痛とともに肩を動かせなくなります。そして、最悪は棘上筋健が断裂します。
不安定な肩関節に、さらに不安性を助長させる「猫背」が加われば、年齢に関係なく肩関節は簡単に壊れます。
50肩または50肩予備軍に効果が有る対処法の紹介。
肩関節が癒着すると、ちょっとやそっとでは治りませんが、肩を動かすと音がなる、動かし辛い、90度以上挙げると痛い、この程度であれば、まだ改善の余地はあります!
そこで不安定な肩関節を安定させる効果がある「50肩の対処法」を紹介します。
この体操は、圧迫しながら動かすことで不安定な肩関節を安定させ、傷ついた関節面をなめらかにする効果があります。
詳しいやり方はこちらで紹介しています。→「50肩の対処法」
50肩の方や五十肩予備軍の方は、是非、参考にしてください。
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