首や肩の痛みの兆候。

目次

肩や首の痛みの最初の兆候「肩甲骨のズレ」

首や肩の痛みで最初に現れる兆候「肩甲骨のズレ」について簡単に説明いたします。

首や肩が痛くなると、最初に皆様が感じる兆候は首や肩周りの筋肉が張ったり、背骨の脇の筋肉が張るなど筋肉の張りだと思いますが、このような張りが出るずっと前に現れる兆候があります。

それが「肩甲骨のズレ」です。

肩甲骨がズレる原因

右の肩甲骨を例に肩甲骨のズレを説明すると、左に比べて右の肩甲骨が下へ移動し、さらに腕の自重によって引っ張られて背骨から離れるように外へズレます。

なぜこのようにズレるのかというと、肩甲骨を支えている筋肉が弱るためです。

肩甲骨は図1のように後頭部や背骨から肩甲骨に着く筋肉によって支えられています。

図1

このように体幹から肩甲骨につき肩甲骨を支える筋肉を「近位固定筋」と言います。

近位固定筋は姿勢を維持する筋肉です。そのため長時間同じ姿勢を維持していると筋肉が疲労し、肩甲骨の支えが悪くなり不安定になります。

さらに背筋が曲がった「猫背」や頭が前に出た「前方頭位」などの悪い姿勢が重なると、近位固定筋はより疲労し、その結果、腕の自重に引っ張られる形で肩甲骨が下外方にズレます。

首や肩の痛みと肩甲骨のズレの関係。

肩甲骨には近位固定筋以外に首や肩を動かす筋肉も付いています。

それらの筋肉が力を発揮するには肩甲骨が近位固定筋によって支えられ、安定している必要が、あります。安定した足場で作業するからこそ力が発揮され、作業効率も上がります。

しかし、近位固定筋が弱くなり肩甲骨がズレると、足場は不安定となり首や肩を動かす筋肉に対して負担が増えます。

そのような肩甲骨が不安定な状態で首や肩を動かしていると無理な力が加わり、筋肉が疲労して張りが生じます。

その状態で首や肩を動かし続けていることで筋肉が傷つき、首や肩に痛みが生じます。

予防法や対処法。

肩甲骨のズレを防ぎ、首や肩の痛みを防ぐためにまずやるべきことは姿勢にき気をつけること、そして姿勢による疲れをリセットすることです。

猫背のような悪い姿勢は論外ですが、たとえいい姿勢であっても長時間同じ姿勢をとると筋肉は疲労します。

そうならないように肩甲骨ごと肩を大きく回し、姿勢にやる筋肉の疲労をこまめにリセットしましょう。

次は肩甲骨をズレさせる小胸筋を緩めます。小胸筋という筋肉は肩甲骨の前側に着く筋肉で、肩甲骨を外下方へ引っ張ります。

この筋肉が緩まない限り、肩甲骨がズレるのでこの筋肉をストレッチで緩めましょう。

やり方はこちらで紹介していますので、是非ご覧ください。↓

最後に小胸筋によって肩甲骨がズレると、肩甲骨と鎖骨からなる「肩鎖関節」が圧迫されて動きが悪くなります。

この関節の動きが悪くなると、肩甲骨のズレを固定化させ、首や肩の痛みだけでなく五十肩のように、肩が上がらなくなることもございます。
そうならないように動きが悪くなった肩鎖関節を動かす体操を紹介いたします。

こちらからどうぞ↓是非お試しください。

姿勢に気をつけ、体操やストレッチをやってもすぐに効果は現れないので、肩甲骨がズレ、すでに症状が出ている人は、手っ取り早く背骨や肩鎖関節などを矯正した方が改善が早いのです。
どうぞ関節矯正のプロである当院へお越しください。

動画版「首や肩の痛みの兆候。」

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