厄介な立ち仕事の腰痛。

立ち仕事の腰痛は座り仕事の腰痛より結構厄介で腰だけでなく股関節や膝や足関節と言った下肢の問題を抱え、その結果、腰痛になるケースが多い。

長時間立って疲れてくると、不安定な踵側に重心を維持することが難しくなり、設置面積が広く安定するつま先側に重心が移る。つま先で踏ん張るように立ち続ける事で脹脛が慢性的に伸ばされ、足首の関節が固くなる。さらに時間が経ち疲れてくると、膝と股関節を軽く曲げる形で負荷を逃し、それが長時間続くと膝と股関節が屈曲した状態で固まる。すると重心はさらに前に移動し、前傾姿勢になり、そうすると今度は腰に負荷が集中するので、お尻を後ろに突き出し、腰を反らして腰への負荷を逃す。

この姿勢だと腰への負担は減らせるが、腰の柔軟性がなくなるため、ちょっとした運動や歩行で腰椎の関節がズレたり、腰回りの筋肉を痛め、ぎっくり腰になる。

立ち仕事から足首が硬くなって、膝や股関節が曲がり、お尻を突き出して反り腰になって、最後に腰痛になる。この手の腰痛は潜在的に足関節や膝や股関節が固まり動きが悪くなっているため、腰だけ治しても直ぐにぶり返す。また腰痛予防のために歩いても、股関節や膝や足関節の動きが悪くなっているために負荷を逃すことができず結局、腰痛になる。

腰の問題を解決すると共に、土台でもある下肢の問題を解決しなければ、まず改善は望めない。1番ローコストで楽なのがストレッチボードなどで脹脛を伸ばすことだが、無ければ、いらない雑誌や本を積み重ね、それにつま先を乗せて真っ直ぐ立つことで、脹脛の筋肉が伸ばされ、足関節の拘縮が改善される。

足関節のように、よく動く関節の可動範囲が増えることで、負荷を逃すことができるようになる。結果的に膝や股関節や腰への負担も減らすことができる。

立ち仕事の腰痛でお悩みの方はお試しください。

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