「二関節筋と単関節筋の役割と制御機能について」

二関節筋と単関節筋 筋肉は二関節筋と単関節筋に分けられます。 四肢の筋肉には二つの関節を跨ぐ二関節筋と一つの関節を跨ぐ単関節筋に分けられ、四肢は、一対の拮抗する二関節筋と、両端の関節にある二対の拮抗する単関節筋の六対の筋 […]

『直立二足歩行の人類史――人間を生き残らせた出来損ないの足』

『直立二足歩行の人類史』は古人類学者兼足と足首の専門家、ジェレミー・デシルヴァが人類の直立二足歩行の起源を詳細に探求しています。彼は「樹上仮説」を提唱し、人類が樹上生活から二足歩行を獲得し、サバンナでさらにそれを発展させたと説明します。彼の鋭い洞察による歩行パターンと下肢の構造の分析は、進化に興味がある読者やカイロプラクティック臨床に役立つ具体的な知見を提供します。この本はその価格以上の価値がお勧めの一冊です。

読書録:人体 失敗の進化史

 問題の本質は問題の中ではなく、歴史という文脈の中に潜んでいる事が多いように、身体の問題である腰痛や肩こりの原因も医学ではなく進化という人体の歴史の中に潜んでいる事が多い。  本書は脊椎動物の体の原型(オリジン)と言える […]

最近読んだ本について。

人類の進化について書かれた本。 最近は人間の進化に関する本を中心に読んでいます。 私が主に扱う腰痛・肩こりと言った人間特有の症状を人間の体にとって歴史とも言える「進化」から読み解こうと思い、7月から進化に関する本を何冊か […]

読書録: ヒトのなかの魚、魚のなかのヒト

人と魚の進化の歴史。 本書は、タイトルからも分かる通り、人と魚の中にあるそれぞれの共通点を探っていく、進化に関する本です。 筆者のニール・シュービンは化石の調査や様々な種との比較解剖、系統発生や遺伝子解析や操作など、マク […]

暇人読書「ヒトのなかの魚、魚のなかのヒト」

治療院が暇だと治療院の片付けと読書が捗る。 最近は進化学や古生物学の簡単な本買い込んで読んでいる。 なんでそんなものを読んでいるのかと言うと、複雑な人間の体を理解するには、今の体の構造を追うよりも、単純な構造をした太古の […]